ITmedia NEWS >

「最高峰」ウォークマンを写真と動画で眺める

» 2009年04月16日 21時14分 公開
[ITmedia]

 ソニーが発表したウォークマン「NW-X1000シリーズ」。タッチパネル式有機ELディスプレイやデジタルアンプ「S-Master」などを搭載した“シリーズ最高峰”モデルとして位置づけられている。

 機能面での特徴は追ってレビューにて検証していくが、まずはその外観を眺めてみよう。

photophotophoto 写真は16Gバイトのメモリを搭載した「NW-X1050」(レッド)

 NW-X1000シリーズは外装フレームの材質として、軽量かつ高い剛性を持つアルミダイキャストが採用されている。アルミダイキャストだけでは表面がざらついてしまうので、特殊な焼き付け塗装を施すことで、やもすれば力強くはあるが優美さに欠けかねない、ざらついた表面の質感に高級感を与えている。

 最上面には有機ELディスプレイ保護のため、ガラス板がはめ込まれている。非常に仕上げとしては美しいが、指紋は付きやすい。

photophoto 右側面にノイズキャンセリングのオン/オフと、ボリュームスイッチ(写真=左)、左側面にスイッチ・ボタン類はない(写真=左)
photophotophoto 上側面にはイヤフォン端子と再生/停止、早送り/早戻しボタン。(写真=左)、背面のホールドスイッチとは意匠的には1つにまとめられている(写真=中)、底面はシンプルにNWポートのみ(写真=右)

ウォークマン「NW-X1000シリーズ」はタッチパネル式の有機ELディスプレイ搭載する。感度もほどよく、意図した操作を指先一本で行える。

(ムービーはこちらからでも参照できます)

指先ではじくように操作すると、高速にスクロールする。静止画を表示させた状態で触れると拡大や次画面送りなどのアイコンがオーバーレイ表示される。

(ムービーはこちらからでも参照できます)

楽曲再生中に指を上下にスライドさせると、アルバムアートがスクロールし、そこからの選択が行える。

(ムービーはこちらからでも参照できます)

 タッチパネルの採用にともない、ボタン類の配置も既存シリーズ製品から大幅に見直されている。既存のカードタイプウォークマンでは液晶下部に十字キーが用意されていたが、正面ボタンは「HOME」だけになった。基本操作に用いるボタンは分散したことになるが、上部の再生/停止ボタンは手にしたとき、手探りでも操作しやすく感じた。

 各種の機能詳細や音質、操作性などについては、追ってレビューをおとどけする。

photophotophoto デジカメ画像を表示。有機ELを採用しているおかげか、非常に鮮やかで視認性も高い。加速度センサーは内蔵しておらず、例のような場合に縦横を自動で展開してくれる機能はない
photophoto イヤフォンは13.5ミリ径ドライバ搭載の「EXヘッドホン」(写真=左)、ショートタイプの延長ケーブルはワンセグの受信アンテナを兼ねている(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.