三菱電機は4月17日、「業界トップクラスの省エネ性」(同社)を実現するとともに、省エネ効果を画面上で確認できる「ECOメーター」「ECOモニター」を搭載した液晶テレビ“REAL”「MX/MXWシリーズ」3機種を発表した。5月10日から順次発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では37V型の「LCD-37MXW300」が16万円前後、32V型のLCD-32MX30は12万円前後、26V型「LCD-26MX30」は11万円前後になる見込みだ。
製品型番 | LCD-37MXW300 | LCD-32MX30 | LCD-26MX30 |
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画面サイズ/解像度 | 37V型(1920×1080ピクセル) | 32V型(1366×768ピクセル) | 32V型(1366×768ピクセル) |
倍速駆動 | ○ | ー | |
チューナー | 地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、アナログ地上波 | ||
入力端子 | HDMI入力×3、D4入力×1、ミニD-Sub15ピン、コンポジット×3(うち1系統はD4と共用、残り2系統はS2またはコンポジット) | ||
スイーベル機能 | ○ | ー | |
消費電力 | 143ワット | 90ワット | 80ワット |
年間消費電力量 | 104kWh/年 | 71kWh/年 | 64kWh/年 |
実売想定価格(※) | 16万円前後 | 12万円前後 | 11万円前後 |
発売日 | 5月10日から順次発売 | ||
バックライトの本数を削減しつつ従来製品と同等の明るさを実現した“ECOパネル”を搭載。32V型スタンダードモデルで消費電力が90ワット、年間消費電力量で71kWh/年と「業界トップクラス」(同社)の省エネを実現した(→もう電球なみ?――液晶テレビが省エネになった理由)。
また、省エネ効果を画面上で確認できる「ECOメーター」「ECOモニター」を搭載。ECOメーターは、現在の概算消費電力や“省エネ度”が一目で確認できるほか、現在の省エネ設定状況を葉っぱのアイコンで表示する。一方の「ECOモニター」は、現在の省エネ設定と省エネ設定を行わない場合を比較して電気代やCO2排出量の概算累積削減量を表示する仕組みだ。
ユーザーの年齢や部屋の明るさに合わせて画質をコントロールする「ECO画質モード」も搭載。子ども向けの「ジュニア」やお年寄りに適した「シニア」を設定しておくと、明るさセンサーの情報と合わせて視聴者の年齢に合わせた画質を自動設定する。
このほか、放送番組とCMの音量差を自動調節する「おすすめ音量」機能や、電子番組表に含まれる番組ジャンル情報を参照して画質や音質のモードを変更する「オートジャンル適応画質・音質モード」、独自のバーチャルサラウンド「DIATONEサラウンド2.0」などを搭載した。もちろんHDMI CECを利用した「REALINK」対応により、テレビ側のリモコン操作で同社製BD/DVDレコーダーの操作が行える。
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