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「ROBO-Q」がトランスフォーマーに、Qブランドの新製品が続々タカラトミー商談会

» 2009年04月23日 04時22分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 タカラトミーグループは4月22日、販売店向けの商談会を催し、2009年の春から夏にかけて発売する新製品を紹介した。手軽な室内用赤外線コントロール玩具「Qブランド」のコーナーにも多くの新製品が展示されている。

 まずは親指サイズの小さな二足歩行ロボット「ROBO-Q」。6月に全世界同時公開となる映画「トランスフォーマー リベンジ」にあわせ、ROBO-Qを「オプティマスプライム」と「バンブルビー」に“トランスフォーム”させた。

photophoto 「ROBO-Q T/Fムービー バンブルビー」(左)と「ROBO-Q T/Fムービー オプティマスプライム」(右)。各4200円で5月発売

 基本機能は従来のROBO-Qと同じ。赤外線コントロールでちょこまかと動きまわり、内蔵センサーを使った自律動作で迷路を抜けたり、追従して歩くこともできる。「トランスフォーマーといえば、自分で考えて行動するロボット生命体。自律動作が可能なROBO-Qにはぴったりのキャラクターでしょう」(同社)。

 残念ながら、シボレー・カマロやピータービルトに変形することはできないが、デフォルメされたデザインとコミカルな動きが妙にマッチする。またコントローラーには専用のカラーリングが施され、スピーカーから流れる起動音などの音も“それっぽく”変更しているという。なお、赤外線コントロールはオプティマスプライムがBバンド、バンブルビーがCバンドとなっているため、2体を同時に動かして遊ぶこともできる。

 「ROBO-Q T/Fムービー バンブルビー」と「ROBO-Q T/Fムービー オプティマスプライム」は5月発売予定。価格は各4200円。

操作のハードルを下げた「ヘリQ」

 赤外線コントロールの室内ヘリコプター「ヘリQ」は、操作性重視の改良を加えてラインアップをリニューアルする。型番も従来の「H-1〜4」から“New”の意味を込めて「NH-1〜4」に変更。4つのカラーリングで9月に発売される。

photophoto 新型「ヘリQ」。20〜30分の充電で約5分間の飛行が可能だ。なお、デザインは最終仕様ではないという

 改良点は、まずローターのサイズを大きくするなどしてヘリQの揚力をアップしたこと。またコントローラーのレバーは可動範囲を広げ、微妙な調節が容易に行えるようにした。「ヘリコプターは、操縦に慣れるまで少し時間がかかります。そのハードルを下げるため、操作性を上げました」(同社)。

photophoto ピンク色の既存モデルと比較。ローターが大きくなり、リンク機構を省いている。ローターとスタビライザーは着脱可能

 もう1つの変更点は、ローターとスタビライザーをつなぐリンク機構を廃し、どちらも着脱可能にしたこと。これは、カスタマイズやメンテナンスに配慮したためだ。カラーリングは、人気のブルー系2色にレッドとシルバーを加えた4種類。価格はいずれも3465円になる予定だ。

Qトレインに「江ノ電」や「カシオペア」が仲間入り

 赤外線コントロール電車「Qトレイン」は、バリエーションを拡充する。新たにN700系新幹線や江ノ電300形、EF81カシオペアといった人気の電車が仲間入り。また、昨年11月末に定期営業運転から引退した元祖“夢の超特急”こと0系新幹線もラインアップに加わる。

photophoto Qトレインの江ノ島電鉄300形(左)とEF81(カシオペア)。いずれも6月発売で価格は2730円
photo 0系新幹線は単体販売にくわえ、「コンパクトジオラマセット」も用意される。なんともローカルな駅に新幹線が停車しているのはご愛嬌(あいきょう)。価格は4410円で、8月発売予定

 Qトレインは、3両を連結させても約11.5センチとコンパクトで、狭いスペースでも走行できるのが魅力だ。また、車輪の幅はNゲージと共通(9ミリ幅)のため、Nゲージレールを敷いたジオラマなども走行できる。価格はQトレイン単体が2730円。駅のホームなどが付属するコンパクトジオラマセットは4410円となる。

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