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マランツ、SA-15S2ベースのミドルクラスSACDプレーヤー

» 2009年05月15日 12時51分 公開
[ITmedia]
photo 「SA-13S2」

 マランツコンシューママーケティングは5月15日、SACDプレーヤー「SA-13S2」を5月下旬より販売開始すると発表した。価格は26万500円。

 「SA-15S2」をベースにした中級機で、トップカバーに磁力の影響を受けないアルミを採用したほか、ディスク読み出しメカには同社オリジナル「SACDM-10」、振動減衰特性に優れるアルミ製削りだしインシュレーターを利用する。そのほかにも、銅メッキを施した鋼板シャーシや特注のカスタム電解コンデンサー、シーラスロジック製D/Aコンバーター「CS4398」などが採用されている。

 再生時にはフィルター特性の切り替えが可能で、SACD再生時には読み取ったDSDデータをフィルタリングせずに再生する「ダイレクトモード」とフィルタリングする「DSDフィルターモード」が、CD再生時には音の情報が多くなめらかに再生する「スローロールオフ」と明瞭(めいりょう)感に優れる「シャープロールオフ」を切り替えられる。

 光デジタル入力端子が用意されており、D/Aコンバーターとしての利用も可能。対応するサンプリング周波数は32/44.1/48/88.2/96kHzで、分解能は24ビット。ヘッドフォン回路とアナログ出力回路の間にはバッファーアンプを用意しており、単体ヘッドフォンアンプに迫る高品位な出力が行えるという。

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