パナソニックは5月20日、AVCHD方式のデジタルビデオカメラ「HDC-TM350」を6月25日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は15万円前後。
合計915万画素(305万画素×3)の新MOSセンサーを搭載し、総画素905万画素/動画有効画素621万画素(207万×3)を実現したフルハイビジョンビデオカメラ。既存モデル「HDC-TM300」が32Gバイトのメモリを内蔵しているのに対し、新製品は内蔵メモリを64Gバイトへと倍増させた。
メモリの倍増により、フルハイビジョンで最長約16時間40分(HXモード利用時)の長時間撮影が可能になった。また、SDカードスロットに32GバイトのSDメモリーカード(別売)をセットすれば、メディア交換なしで約24時間40分の録画が行える。
搭載メモリ量以外の主なスペックはHDC-TM300とほぼ同じだが、光学式手ブレ補正は補正レンズの動作エリアを拡大する改良が加えられ、特にズーム側の補正効果が向上した。また、ワイド時の手ブレを抑制する「アクティブモード」の搭載によって、歩きながらの撮影などで起こるブレも抑えている。
動画/静止画問わず、撮影シーンに合わせてカメラが自動的に撮影設定を施してくれる「おまかせiA」も引き続き装備。また、撮りたい被写体を指定すると顔認識機能との併用で、自動的に対象を追尾しながらAE/AEの自動調整が行われる「追っかけフォーカス」も搭載している。
レンズはF1.8〜2.8の12倍ズームレンズで、動画撮影時の焦点距離は44.9〜539ミリ。静止画撮影時の焦点距離は41.3〜496ミリ(3:2)/40.8〜490ミリ(16:9)/45〜540ミリ(4:3)。フィルター径は43ミリ。サイズは70(幅)×72(高さ)×141(奥行き)ミリ/約450グラム(バッテリー装着時)。
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