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“最軽量”の1080i方式AVCHDムービー、パナソニック「HDC-TM30」32Gバイトメモリ内蔵

» 2009年05月20日 17時57分 公開
[ITmedia]
photo 「HDC-TM30」は、プラチナシルバー、クランベリーレッド、オニキスブラックの3色展開

 パナソニックは5月20日、AVCHD方式のデジタルビデオカメラ「HDC-TM30」を発表した。プラチナシルバー、クランベリーレッド、オニキスブラックの3色を6月25日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭では10万円を切る見込みだ。

 147万画素の1/6型CMOSセンサーを搭載したコンパクトなビデオカメラ。記録メディアとして32Gバイトのフラッシュメモリを内蔵。1920×1080iのフルハイビジョン解像度で最大約8時間の録画が行える(HXモード)。また32GバイトのSDメモリーカードを併用すると、リレー録画で最大16時間の長時間録画が可能になる。

 ボディーサイズは47.5(幅)×63(高さ)×114.5(奥行き)ミリ。重量は約227グラム(バッテリーなし)と「1080i方式AVCHD民生用デジタルビデオカメラとして世界最軽量」(同社)。小さいながらも光学式手ブレ補正付きの16倍光学ズームレンズ(35mm換算で44.1〜706mm)を備えた。また手ブレ補正機能は、ワイド時の大きな手ブレを抑えるアクティブモードを新搭載。歩きながらの撮影などで起きる大きな手ブレも抑えるようになった。モニターは2.7型ワイド(約23万画素)で、ビューファインダーは備えていない。

 静止画は830万画素の撮影が可能。動画撮影中でも「フォトショット」ボタンを押すだけで動画と写真を同時に記録できる。このほか、動画記録時に撮りたい被写体をタッチパネルで指定すると被写体を顔や色で認識して自動追尾する「追っかけフォーカス」、撮影シーンによって光の露出やコントラストを自動制御する「おまかせiA」といった機能も備えた。

 映像出力は、コンポジット(AVミニジャック)、D3、およびHDMI端子を装備。x.v.Colorもサポートしており、対応テレビとHDMIケーブルでつなげば、広い色域の映像を楽しめる。

 付属品は、ACアダプター、バッテリー、、電源コード、D端子ケーブル、USBケーブルなど。付属のバッテリー「VW-VBG130-K」では、連続約1時間20分の撮影が可能だ。

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