水の中をふわりふわりと泳ぎ、かと思えばふいに急降下。
くるりと回転したりもする。
そんな謎の“生き物っぽいもの”がペットボトルの中で見つかった。
捕獲された謎の生き物(っぽいもの)は、全長は2センチほど。まるでタコとイカとクラゲを足して3で割ったような奇怪な姿をしている。水の中で回転すると、12本もある細い足がふわりと広がって怪しさ満点だ。
本当に生きているのか、あるいは合成ゴムとABSで作られた玩具なのか、目撃者の間でも意見の分かれるところだが、うつろな目は「かわいい」といえなくもない。単なる印刷に見えなくもない。
自称第1発見者であるバンダイ・プレイトイ事業部の亀田真司氏によると、「ペットボトルの外から“刺激を与える”と、まるで生きているように泳ぎ出します」という。要するに生き物ではないらしいが、とにかく続きを聞く。
「泳ぎ方はさまざまで、足をひらつかせて急降下したり、くるくると回転したり、飛び跳ねたり。大きめのペットボトルに何匹か一緒に入れ、仲良くダンスを踊らせることもできます」。
刺激の与え方は、単純にペットボトルを“握る”こと。外から圧力をかけると、謎の生物っぽいものは急降下をはじめるという。なにやら似たようなものを小学生のころに理科の教科書で見たような気もするが……。
「7月に東京ビッグサイトで開催される『東京おもちゃショー2009』のバンダイブースで展示と実演を行う予定です。一般公開日は7月18日と19日。ペットボトルの中を縦横無尽に泳ぐヒミツを知りたい方は、ぜひ来てください」(亀田氏)。
ちなみに生き物っぽい玩具の名前は、“ボトル生物「マジックペット」”という。ブルーの「クラゲ」、白い「イカ」、赤い「タコ」の3種が各683円で7月18日に発売される予定だ。彼らのヒミツが知りたい方は、おもちゃショーの会場へどうぞ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR