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もっと得するエコポイント最新事情

エコポイント交換商品では、あとの自由度が高い一般商品券や生活必需品の交通系カードなどに人気が集まっている。しかし、中にはもっとお得なものがあるようだ。

 今年5月にスタートしたエコポイント制度。対象の地上デジタル放送対応薄型テレビ、冷蔵庫、エアコンを購入した場合、さまざまな商品やサービスと交換できるエコポイントが付与される。見切り発車で始まった印象はぬぐえないが、スタートからおよそ2カ月半が経過して、効果も見え始めた。

 3つのグリーン家電のうち、とくにが顕著なのは薄型テレビ。JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)が発表した地デジ対応テレビ出荷実績によると、1カ月を通じてエコポイント対象期間に入った6月は、前年同月比129.6%の108万4000台。今年に入って最も多い出荷台数を記録した。

 エコポイントでは、対象商品を購入した後、申請書(ネット申請も含む)、保証書(コピー化)、領収書/レシート(原本)を事務局に郵送してエコポイントを取得する。多くの家電店が「エコポイントサポーターズ」(登録制)となり、申請書の記入方法など消費者の相談や問い合わせに応じてくれる。

プレミアムが付く地域商品券

 エコポイントの交換商品では、交換したあとの自由度が高いものに人気が集まっている。シード・プランニングが7月27日に発表した「エコポイントの活用によるグリーン家電購入動向調査」によると、「一般商品券」「クレジット系商品券」「流通系プリペイドカード」が上位を占め、次に「おこめ券」「ビール券」など生活関連、さらにSuicaやPASMOといった公共交通カードが続く。「地域型商品や省エネ商品・サービスのニーズは低い」(シード・プランニング)。

 ただし、これら人気の交換商品が“お得”とは限らない。例えばSuicaやPasmoといった交通系カードは、1万3500点で1万2000円(デポジット500円含む)など、ポイント数よりも少し安くなってしまう。同様に「全国共通おこめ券」や「おこめギフト券」は5000ポイントで4400円分。ビール共通券は3000ポイントで350ミリリットル缶2缶と交換できる券5枚。350ミリリットルが1缶300円という計算になる。

 あまり人気がない地域商品券は、例えば5000ポイント=5000円という額面通りのケースがほとんど。だが、中にはポイント以上の金額になるお得なものもある。例えば埼玉県蓮田市商業協同組合の「はなみずき商品券」では、9000ポイントで1万円分、7000ポイントで7500円分といったプレミアム付きの商品券を用意した(プレミアム分がなくなり次第終了)。同様に埼玉県鳩ヶ谷市商工会の「カエルスタンプ会お買い物券」も10000ポイントで1万1000円分、5000ポイントで5500円分の買い物ができる(発行総額が500万円になると終了)。今回は関東地方の地域商品券を挙げたが、ほかの地域でも同様のプレミアム付き商品券はいくつもある。気になったら、エコポイント公式サイトの交換商品一覧で探してほしい。

 地元以外の人たちも積極的に利用できそうな商品券としては、神奈川県の「湯河原温泉地域商品券」などが挙げられる。こちらはポイント数に一律10%上乗せするため、5000ポイントなら5500円分の商品券と交換可能(先着6000件)。当然、湯河原に行かないと使えないが、湯河原温泉地域商品券で宿泊できる旅館などもあるため、温泉旅行の資金として活用できそうだ。ポイント申請を事前に行っておけば、JR湯河原駅前の観光案内所や商工会で商品券と交換できる。

さらに10%還元

 エコポイントが喚起した需要を取り込もうと、既に次の一手を打ってきた家電量販店もある。ビックカメラは、8月1日から9月30日までの期間限定で、エコポイント対象商品を購入した人に「エコポイント交換商品券 特別割引券」を配布する。こちらは、消費者がエコポイントをUCカードの「UCギフトカード」に交換し、ビックカメラ店舗で買い物をする際にこの特別割引券を提示するとギフトカード利用金額の10%をさらに割り引くというシステムだ。

 利用できるのは1回限りで、10月末日までという有効期限もあるが、ユーザーにとっては2度おいしい割引となる。一方のビックカメラも自社店舗でのグリーン家電購入を促すとともに、購入者がエコポイントを獲得して再び店舗に戻ってくることになる。囲い込みというと言葉は悪いかもしれないが、せっかく獲得したエコポイントを最大限に活用したい人にはうれしいキャンペーンだろう。

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