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ヤマハ、iPodのデジタル入力に対応したCDプレーヤー「CD-S300」など

» 2009年08月21日 12時22分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは8月20日、CDプレーヤーの新製品「CD-S300」およびAM/FMチューナー「T-S500」の2機種を発表した。「S2000」シリーズに始まる同社“新世代Hi-Fiコンポーネント”の追加ラインアップとして9月下旬に発売する。価格はCD-S300が4万3050円、T-S500は3万450円。

photophoto CDプレーヤー「CD-S300」(左)とAM/FMチューナーの「T-S500」(右)

 CD-S300は、本体前面にUSBメモリやiPodのデジタル接続に対応したUSB端子を装備。内蔵のD/Aコンバーターを用い、高品位の楽曲再生が行えるのがメリットだ。CDプレーヤーのリモコンでiPodを操作できるほか、再生中はiPodの充電も行われる。また、iPodなどのオーディオデータは、同期の光/同軸デジタル出力からPCM出力できる。

 本体は、電源部とデジタル部、オーディオ部の各基板をブロック化することで、相互の干渉を最小限に抑える構成。バーブラウンの192KHz/24bit DACをはじめ、実際にヒヤリングを重ねながら厳選したパーツを使用した。オーディオ回路の左右対称化や音声信号経路の最短化などと合わせ、正確な音場再現を可能にしているという。

 外装は、S2000シリーズと共通のテイストをもつシンプルなデザイン。フロントパネルはシルバーヘアライン仕上げのアルミ製とし、同社製CDプレーヤーの特徴でもある薄型CDトレーを採用している。外形寸法は、435(幅)×260(奥行き)×86(高さ)ミリ。重量は3.5キログラム。

 一方のT-S500も同様のデザインで統一。ロータリーエンコーダーにはアルミノブを装着し、ドットマトリクス式ディスプレイと合わせて高級感を醸し出す。AM/FM局は最大40局までメモリー可能だ。

 外形寸法は、435(幅)×306(奥行き)×87(高さ)ミリ。重量は3.2キログラム。FM簡易アンテナ、AMループアンテナなどが付属する。

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