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ソニー、新デザイン&「CREAS 2」搭載のBDレコーダーを発表(2/2 ページ)

» 2009年08月26日 14時35分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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カンタンメニューも搭載

 BDレコーダーの普及に合わせ、VHSから買い替える初心者層に訴求する“カンタン新機能”も備えた。例えば「らくらくスタートメニュー」は、初心者が戸惑いやすいXMB(クロスメディアバー)の代わりに設けた新メニュー。リモコンの専用ボタンを押すと、予約、再生、視聴、ダビングといった基本操作に絞った目的別のメニューが並び、画面に表示される操作ガイドに沿ってボタンを押していけば、迷わず操作できるという。

photophoto らくらくスタートメニュー

 また、録りためたVHSテープをBDダビングしたい人のために、機器の接続からダビング操作までを写真入りで分かりやすく解説する「カンタンVHSダビング」も用意。VHSのコレクションをBDでコンパクトに保存することを提案する。

photophoto 「カンタンVHSダビング」
photo カレンダービュー付きのリッチなメニュー画面を作成できる

 デジタルカメラやカムコーダーとの連携も強化した。全機種にUSB端子を備え、動画と静止画の取り込みに対応したほか、BDZ-RX100のみマルチメモリーカード対応のスロットを用意。最上位機(BDZ-EX200)を除く4機種には「ワンタッチダビングボタン」を備える。

 さらに、BDへダビングする際の専用メニュー作成アプリケーション「思い出ディスクダビング」を用意。思い出ディスクダビングは、コンテンツを撮影日時ごとに分かりやすく並べる「カレンダービュー」など、BD Javaを使ったリッチなメニュー画面を作成できるのが特徴だ。

機能の違い

photo BDZ-EX200およびBDZ-RX100/RX50には「おでかけボタン」を装備

 「スカパー!HD録画」のサポートも大きなトピックだ。10月移行に70チャンネル以上へ拡大する予定のスカパー!HDは、DTCP-IPとDLNAをベースにした録画機能を提供している。新製品では全モデルが対応。LANケーブルで対応チューナーと接続すれば、チューナー側で行った録画予約の情報がレコーダーに転送され、一体型と同じような感覚で利用できる。録画時はDRモード(TS記録)のみとなるが、BDへのムーブや「おでかけ転送」も可能だ。

 その「おでかけ転送」では、従来からサポートしている「PSP」やビデオ対応「ウォークマン」にくわえ、新たに携帯電話やカーナビの「nav-u」に対応する予定。nav-uに付いては、対応機種が今後登場する予定。一方の携帯電話についてはキャリアから発表がある模様だ。

 なお、「スカパー!HD連動」やDLNAのサーバとなる「ソニー ルームリンク」、「おでかけ転送」はBDZ-RX50以上のモデルが搭載。一方、「アクトビラ」(ビデオフル、ダウンロード含む)については新製品全モデルが対応している。

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