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フォトフレームときどきプリンタ 印刷できるデジタルフォトフレーム、ソニーから

» 2009年10月20日 14時04分 公開
[ITmedia]

 ソニーは10月20日、デジタルフォトフレーム“S-Frame”の新製品として、プリンタ機能を搭載した「DPP-F700」を11月6日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万5000円前後。

photophoto DPP-F700

 6.8型液晶を搭載したデジタルフォトフレームと昇華型フォトプリンタを一体化、デジカメで撮影した写真を、「画面で見る」と「プリントして見る」の2通りで楽しめる。印刷する際には本体を水平に倒して給紙トレイを差し込み、印刷ボタンを押すだけだ。

 昇華型熱転写方式を採用しているプリンターのプリント解像度は300×300dpiで、対応サイズはLサイズないしポストカード(KG)サイズ。印刷時間はLサイズで1枚あたり約39秒。画面に表示されているそのままの印刷のほか、カレンダーや証明写真、分割などさまざまなスタイルでの印刷が行える。用紙は発売済みの「SVM-F40L」(Lサイズ40枚入り)と「SVM-F120L」(Lサイズ120枚入り)ならびに、本製品と同時発売される「SVM-F120P」(ポストカードサイズ120枚入り)が対応する。

 デジタルフォトフレームとしての機能は同時発表された「DFP-D72」とほぼ同等で、画面はアスペクト比16:10の7型(有効表示画面サイズは6.8型)で、解像度は800×480ピクセル。1Gバイトのメモリを搭載するほか、メモリースティック/デュオ(PRO/PRO-HG 含む)、SD/SDHCメモリーカード、MMC、xD-ピクチャーカード対応のスロットとコンパクトフラッシュ対応のスロットを各1つづつ備える。

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