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光と音で衝撃のお目覚め 「信号目覚まし」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第30回(1/2 ページ)

» 2009年12月22日 13時12分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 バンプレストの目覚まし時計というと、昨年末に発売した「踏み切り目覚まし」が記憶に新しい。電車の踏み切りのサウンドをリアルに再現したこの製品は、音量も大きく目覚まし効果もバツグンということで、鉄道ファンを中心にかなり話題を集めた。

 そのバンプレストが今年の末に発売したのが「信号目覚まし」である。読んで字のごとく、今回は鉄道ではなく交差点の信号機がモチーフとなっている。ワタクシはどちらかというと今回発売された「信号目覚まし」のほうが好きだ。「鉄道目覚まし」に収録されているのは踏み切りの音なので、アラームで鳴る音は警報音と電車の通過する音だけだが、「信号目覚まし」のほうは交差点でおなじみのさまざまなメロディが収録されている。

photophoto バンプレストの「信号目覚まし」。本体のサイズは100(幅)×200(高さ)×90(奥行き)ミリ。パッケージには「信号機の光と音で衝撃のお目覚め!」と書かれている

 ちなみに、最近はメロディではなく鳥の鳴き声を発する信号機も増えており、かつてよく聞かれた「とおりゃんせ」などのメロディが鳴る信号機は減少傾向にあるようだ。もちろんこの「信号目覚まし」には鳥の鳴き声も入っている。

よくある街角の信号機を忠実に再現

 価格は楽天市場の某店で税・送料込み2430円で売っていたので、ここで注文した。目覚まし時計として考えれば、まあ妥当な値段だと思う。届いたパッケージを見ると、意外とデカイ。中を取り出してみるとそんなに大きくもないのだが、信号機の背がけっこう高く横にも張り出しているのでかさばるのだ。

 信号のデザインはよくあるオーソドックスなものを忠実に再現している。緑・黄・赤が3つ並んだ自動車用信号と、緑・赤の2色の歩行者用信号が直角に配置されている。信号のランプはLEDが使用されている。実際の信号でも最近はLEDが主流になりつつあるが、この製品もLEDを採用しているので省電力性は高いと思われる。ちなみに電源には単三形乾電池を2本使用する。

photophoto 黒地に横断歩道が描かれた台座(左)。台座の底に乾電池をセットする

 横断歩道の模様が描かれた信号機の台座は黒く、スピーカー穴がいくつかあいている。台座は電池ケースも兼ねており、安定感は高い。スピーカーの横には黄色い地の上に赤い文字で「横断歩道」と書かれたボタンが配置されている。これは「トライ&アラーム停止ボタン」で、アラームが鳴ったときはこれを押せば音が止まる。また、アラームをセットしていないときも、これを押せば収録されているメロディを聴ける。

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