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3D対応に省エネ、パナソニックが新世代PDPを開発2010 International CES

» 2010年01月07日 19時55分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月7日、発光効率を4倍(2007年モデル比)に高めた新世代PDP「新・プラズマディスプレイパネル」を発表した。米ラスベガスで7日に開幕する「2010 International CES」に出展する。

 同社は、2008年に発光効率を2倍に高めた「NeoPDPパネル」を発表、また2009年には同じく発光効率を3倍とした「NeoPDPecoパネル」を発表している(いずれも2007年モデル比)。新技術では、蛍光体や発光ガスなどの新たな材料開発にくわえ、放電/発光/光の取り出しに至るパネル発光の全プロセスにおいて効率アップを実現した。例えば42V型フルハイビジョンタイプで消費電力は95ワットという。

 コントラストは500万:1。「高い色再現性と微妙なグラデーションを表現する階調性とのシナジーで、純白の新雪から漆黒の暗闇の質感に至るまで、映像素材のディテールを忠実に再現する」(同社)という。

 パナソニックでは、「2010 International CES」に展示する「152V型フルHD・3D対応PDP」と「Skype対応プラズマテレビ」にも採用。市販向けの「VIERA」シリーズにも2010年度モデルから順次採用していく方針だ。

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