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新バックライト搭載、スタンダード“VIERA”「X2シリーズ」

» 2010年01月08日 15時57分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月8日、、薄型テレビ“VIERA”の新製品として新開発のバックライトシステムを搭載した“X2シリーズ”「TH-L32X2」「TH-L26X2」を2月5日より順次販売開始すると発表した。

photo VIERA X2シリーズ

 新製品はIPS方式の液晶パネルに(TH-L32X2は新IPSα、TH-L26X2は新IPS)新開発のバックライトシステムを組み合わせ、同サイズでは「業界最高の省電力性能」(同社)を実現した。それぞれ利用されるバックライトは異なっており、TH-L32X2はU字蛍光管、TH-L26X2はLEDをフレームに搭載するエッジバックライトシステムを搭載する。

 省エネ機能として「エコナビ」を搭載。部屋の明るさに応じて画面の輝度(および画質)を自動調整するともに、映像や音声の信号がない状態が一定時間以上続くと、自動的に電源をオフにする。また、HDMI接続(ビエラリンク)された機器の自動電源オフ/待機モード切り替えも行うことで、電力消費を抑える仕組みとなっている。

 液晶パネルの解像度は両製品とも1366×768ピクセルで、映像に応じてバックライトの輝度をリアルタイムに制御する「WコントラストAI」を備えることで、2万:1相当のコントラスト比を実現している。また、視聴モードには周辺の明るさや映像にあわせて光量や黒レベルなどを自動補正する「オート」モードを用意した。オートモードでは2-3プルダウンの映画コンテンツについても自動検出し視聴に適した設定が施される。

 カラーはカーボンブラック、スノーホワイトの2色。ベゼルには高級感を演出しながらも指紋やホコリが付着しにくいエッチング加工を施したほか、スピーカーの穴(音孔)が見えない「インビジブルデザイン」を採用した。

 チューナーは地上/BS/110度CS対応デジタル3波チューナーを搭載。インタフェースとしてはHDMI(TH-L32X2は×3、TH-L26X2はHDMI×2)、D4端子、コンポジット、D-Sub15ピンなどを用意する。

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