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スリムになったPowerShot Aスタンダード「PowerShot A3100 IS」

» 2010年02月09日 13時37分 公開
[ITmedia]
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 キヤノンは2月9日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot A3100 IS」を2月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円前後。

 PowerShot Aシリーズのスタンダードモデルに位置づけられる製品。既存同シリーズは電源に乾電池を採用してきたが、新製品はリチウムイオン充電池の採用によりボディの薄型化と軽量化、ならびに撮影可能枚数の増大を図った。

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photophoto 「PowerShot A3100 IS」。背面液晶のサイズは2.7型(23万画素)

 既存製品「PowerShot A1100 IS」に比べると、厚さは31ミリから28.1ミリへと薄くなり、重量は約202グラムから約155グラムへ軽くなり、撮影可能枚数は約140枚(同梱アルカリ乾電池)から約240枚(いずれもCIPA規格)へと増えた。

 デザインも柔らかみを帯びた全体的なイメージに変更はないものの、グリップ部はフラットさを増しながらもフロントカバーを反らせることでグリップ感を維持した。また、背面ボタンを大型化させることで操作性も向上させている。

 撮像素子は1/2.3型 有効1210万画素CCDで、画像処理エンジン「DiGiC III」を組み合わせる。撮影状況を自動的に判別して18のシーンモードから最適なシーンモードを選択する「こだわりオート」や、シーン認識機能から得られた情報を元に、カメラが自動的にストロボ発光量/シャッタースピード/絞り/ISO感度を調整する「ぴったりフラッシュ」など使い勝手を高める機能も備えている。

 レンズは35ミリ換算35〜140ミリの光学4倍ズームレンズで、サイズは97.2(幅)×58.2(高さ)×28.1(奥行き)ミリ、約155グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。

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