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お手軽な室内ヘリコプター「ミニビー」と戯れる橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第36回(1/2 ページ)

» 2010年03月23日 16時35分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 小学生のころ、ラジコンカーにハマって模型店に入り浸った時期があるのだが、いつも行く店のショーウインドウに、大きなラジコンのヘリコプターが飾ってあったのを思い出す。ラジコンのヘリコプターなど子どもには高すぎてとても手が出なかったが、ヘリコプターの模型を操縦するというのはどんな気分なのかを想像すると、ワクワクするような気分になったものだ。

photo シー・シー・ピーの「ミニビー」(ガンメタ)。透明な窓から機体が見えるパッケージ

 そんなヘリコプターを手軽に楽しめる商品が、シー・シー・ピーの「ミニビー」だ。このような商品がわずか数千円で買える今は、昔と比べて隔世の感があるが、とにかくありがたいご時世である。もちろん本格的なラジコンヘリコプターに比べたらサイズも迫力も小さく、無線ではなく赤外線コントロールだ。操縦できるのはコントローラーから5メートル程度の距離までになる。しかしミニビーには、室内で楽しめるという大きなメリットがある。わざわざ広場や河川敷などに行かなくても、家の中で思う存分ヘリコプターを飛ばせるのだ。これはうれしい。

 価格はメーカー希望小売価格が3129円のところ、Amazon.co.jpで税・送料込み1890円で売っていたので、ここで購入した。最近の赤外線コントロール機の相場としては、高くもなく安くもなく納得できる価格だと思う。色はレッド、ブルー、ガンメタリックの3種類あるが、今回は渋くガンメタを選択した。色ごとに赤外線のチャンネルも異なるので、2つ買って一緒に遊びたいときなどは違う色を選択しよう。

手のひらサイズのカワイイ機体

 届いた実物を見たら、寸法10センチのヘリコプターは想像以上に小さく感じた。それに作りもかなり華奢(きゃしゃ)だ。まあ軽さを追求した結果こうなったのだろうが、プロペラのシャフトとかランディングギアなどはかなり細く、ちょっと力を入れたらパキッと簡単に折れそう。ある意味、母性本能をくすぐられるような手のひらサイズのカワイイやつである。

photophoto 機体は全長約10センチ(左)。コントローラーは機体の収納ケースを兼ねている(右)

 メインプロペラもペラペラで薄く、手でつまむと簡単に曲がる。これなら室内を飛び回って人にぶつかっても危険性は少ないだろう。まあ目を傷つけたりする可能性もあるので、注意するに越したことはないが。

 ヘリコプターの小ささに比べて、コントローラーは大きめである。大きめの操作レバーの下はヘリコプターをそのまま収納できるケースとなっており、透明カバーで保護されるようになっている。ヘリコプターはそのままカバンなどに入れると壊れてしまう可能性もあるので、コントローラーがハードケースを兼ねているのはありがたい。

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