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LEDエッジライト搭載のエレガントなVIERA、D2シリーズ発表

» 2010年03月30日 17時38分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月30日、LEDのエッジライトシステムを採用した液晶テレビ“VIERA”D2シリーズを発表した。19V〜42V型までの6サイズを4月23日から順次発売する。価格はすぺてオープンプライス。すべて2010家電エコポイント対象製品となる。

photo 全モデル新IPS αパネルとLEDエッジライトを搭載したD2シリーズ。左から42V型、37V型、32V型
photo 26V型、22V型、19V型

 新IPSパネルとLEDエッジライトを組み合わせ、省電力とスリムデザインを目指した新シリーズ。42V型で39ミリという薄さを実現しており、別売の壁寄せスタンド(TY-WS3L3T)と組み合わせてスタイリッシュな設置が可能になる。22V型と19V型には、メタルブラック、プラチナホワイトの2色のカラーバリエーションも用意した。

photo エレガントなデザインを目指したD2シリーズ。26V型以上では、フロントキャビネットのアクリル背面をけずることで、クリスタルのような質感を表現したという(左)。別売のスタンド「TY-WS3L3T」と組み合わせて壁寄せ設置した例(右)

LEDエッジライトを採用

 LEDエッジライトは、画面サイズによって実装方法が異なる。例えばフルハイビジョンの42V型と37V型は画面の上下、32V型は上方、26V型以下は下方にLED光源を備えた。

 また42V型と37V型では、倍速駆動の「Wスピード」に加え、新開発のバックライト制御「LEDクリアフォーカス」(バックライトスキャン)により動画ボケを改善。シーンに応じてLEDバックライトを制御する新開発のAI機能も搭載している。ダイナミックコントラストは200万:1以上(26V型以上)。

 映像メニューには、新たに「オート」モードを搭載。センサーで視聴環境を判別し、明るさや黒レベルなどを制御する。周囲の明るさによって変化する人間の色温度特性に加え、新たにコントラスト間も加味した映像補正を自動で行うという。

 DLNAの「お部屋ジャンプリンク」は全モデルに搭載。リビングルームのDIGAで録画した番組をホームネットワーク経由で再生できる。別売の無線LANアダプター「DY-WL10-K」を使ってワイヤレス化も可能だ。このほか、「アクトビラ ビデオ・フル」や「YouTube」の視聴も可能になっている。

 HDMI入力は3系統。HDMI version 1.4に含まれるコンテンツタイプフラグを活用してHDMI入力時の画質を自動調整する。

 主な仕様は下表の通り。

型番 TH-L42D2 TH-L37D2 TH-L32D2
サイズ 42V型(フルHD) 37V型(フルHD) 32V型(WXGA)
インタフェース HDMI×3、D4、S2×1、コンポジット×3、D-Sub 15ピン、光デジタル音声、USB×2など
外形寸法 1032(幅)×697(高さ)×329(奥行き)ミリ 917(幅)×632(高さ)×287(奥行き)ミリ 795(幅)×564(高さ)×217(奥行き)ミリ
重量 約21.5キログラム 約16.5キログラム 約13.5キログラム
発売日 6月11日 4月23日


型番 TH-L26D2 TH-L22D2 TH-L19D2
サイズ 26V型(WXGA) 22V型(WXGA) 19V型(WXGA)
インタフェース HDMI×3、D4、S2×1、コンポジット×3、D-Sub 15ピン、光デジタル音声、USB×2など HDMI×2、D4×1、S2×1、コンポジット入力×2、D-Sub 115ピンなど
外形寸法 663(幅)×473(高さ)×217(奥行き)ミリ 557(幅)×401(高さ)×192(奥行き)ミリ 488(幅)×359(高さ)×180(奥行き)ミリ
重量 約9キログラム 約5.5キログラム 約4.5キログラム
発売日 4月23日

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