タカラトミーは、ながら食べ支援ツール「ポテチの手」に続くシリーズ第2弾として、自分の手を油などで汚すことなくポップコーンをつまめる「ポップコーンの手」を10月末に投入する。東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2010」で明らかにした。
ポップコーンの手は、ポップコーンをつまんで口に運ぶことに最適化されたマジックハンド。逃げやすい形のポップコーンを適度な力でつかむ「適正握力補正機能」(TGS:Tough Grip System)に加え、パーティーを盛り上げる「気分向上指パッチン機構」(TUS:TensionUp System)、お上品にポップコーンを食す「セレブリティースタンド機構」(CSS:Cerebrity Stand System)を備えた。
TUSは、ボタンを押しながら指を後にスライドさせると、ポップコーンの手が“指パッチン”のしぐさをするというもの。同時に“パッチン”という音も出て、ユーザーと周囲の人の気持ちを高揚させる。
一方のCSSは、ポップコーンの手が備える3本の指のうち、もっとも小さな指に角度を付ける機構(手動)。つまり、「小指を立ててポップコーンをつまめる」(同社)というスグレもので、さらにスタンドとしても機能する。小指を立てた状態で置くと、ポップコーンをつまむほうの指がテーブル表面につかないように設計されている。
ポップコーンの手は、青い「バターしょうゆカラー」、黄色の「キャラメルカラー」、黒い「ブラックペッパーカラー」の3色展開。価格は税込み699円になる。
一方、6月に発売したポテチの手は、年末のパーティーシーズンに向けて、新色「うすしお味」「ブラックペッパー味」を追加する。同社の購入者アンケートによると、ポテチの手購入者の男女比は、男性57%に対して女性が43%。年齢層は30代、40代が中心で、合わせると6割を占める。なお購入者からは、「意外と実用的」といった微妙なほめ言葉が寄せられているという。
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