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日立ライティング、ミニクリプトン形LED電球の新製品

» 2010年07月21日 12時39分 公開
[ITmedia]

 日立ライティングは7月21日、LED電球の新製品を発表した。ミニクリプトン電球形のE17口金タイプは、4.3/7.0ワットのそれぞれに電球色/昼光色が用意された。発売は8月6日で、価格はオープン。市場想定価格は4.3ワットタイプが3500円前後、7.0ワットタイプが3700円前後。

 一般電球形E26口金タイプは、新たに放熱フィンをなくしたスリムなデザインを追加する。4.1/7.3ワットのそれぞれに電球色/昼光色が用意された。発売は7月23日で、価格はオープン。市場想定価格は、4.1ワットタイプが2800円前後、7.3ワットタイプが3000円前後。

photophoto ミニクリプトン電球形E17口金タイプ(左)、一般電球形E26口金タイプ

 ミニクリプトン電球形では、発光面の面積を大きくした「ビッグカバー」を採用し、ダウンライトなどで斜めに取り付けられた場合でも、直下の明るさに偏りが出にくくしている。またネック部分にくびれを持たせ、従来のミニクリプトン電球に近い形状としたことで、使用できる電灯器具の幅を広げた。

 消費電力は同社従来品のミニクリプトン電球と比べて約88%削減、定格寿命は4万時間を達成した。発光面には落としても割れにくいポリカーボネイトを採用している。

 一般電球形では、他社製品に多く見られる放熱フィンを廃し、ほこりのたまりにくいスリムなデザインを実現した。放熱効果の高い塗料の採用にくわえ、回路部の高効率化と小型化を進めることで、放熱フィンを不要にできたという。こちらにも、発光面にポリカーボネイトを採用して、安全性を高めている。

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