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シャープ、LEDシーリングライト6機種を発売薄型デザイン

» 2010年08月19日 16時13分 公開
[ITmedia]

 シャープは8月19日、住宅用のLEDシーリングライトを発表した。調色・調光をそれぞれ10段階に変化できる「DL-C501V」「C301V」「C302V」は、10段階の常夜灯を含めると全110通りの光を使い分けられる。調光機能のみの「DL-C501D」「DL-C301D」「DL-C201D」を合わせ、全6機種となる。

型名 DL-C501V DL-C301V DL-C302V DL-C501D DL-C301D DL-C201D
調色機能
光色 寒色〜暖色 寒色
調光機能
タイプ 〜12畳用 〜8畳用 〜8畳用(和風タイプ) 〜12畳用 〜8畳用 〜6畳用
実売想定価格 7万5000円前後 6万円前後 6万5000円前後 5万5000円前後 4万5000円前後 3万5000円前後
発売予定日 9月17日

 デザイン性を重視して最厚部43ミリ、最薄部8ミリの薄型設計とした。光源のLEDデバイスを中央部に配置し、外縁に向けて発光させる。このとき天井側の反射板を使って光を均一に導き、さらに下側の光拡散カバーにより光を部屋全体に広げる仕組みで、従来型リーリングライトの半分程度の薄さを実現したという。

photophoto カットモデル(左)では、中央部のLEDデバイスが確認できる

 省エネ機能は3つ。調色・調光の可能な「DL-C501V」「C301V」「C302V」では、リモコンの「エコあかリズム」をオンにすると、「朝は明るい寒色系」「夕方以降は明るい暖色系」「就寝前は明るさを抑えた暖色系」など、一日の生活リズムに合わせた光色や明るさを自動で調節する。

 全機種に搭載された「エコ調光」は、ゆるやかに明るさを抑えていくと不快に感じないという人間の性質を利用して、必要以上の光量を自動的に減らす機能だ。3つめの「エコセンサー」は、外光や他の照明の明るさをセンサーで感知し、過度な明るさを抑える機能で、こちらも全機種対応だ。これらの機能を使った同社の実験によれば、最大で約65%の省エネになったという。

 既存の「引掛けシーリング」「埋込みローゼット」といった天井用配線器具をそのまま利用できるので、追加の工事は不要で導入できる。虫がカバー内部に進入できないようセンターカバーの密閉構造を強化した。留守中の防犯対策に使える「留守タイマー」も搭載する。

photophoto 最厚部43ミリ、最薄部8ミリの薄型設計

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