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東芝、2011年エコポイント対象の“REGZA”「37Z1S」など発売

» 2010年12月06日 14時57分 公開
[ITmedia]
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 東芝は12月5日、液晶テレビ“REGZA”の新製品として、2011年エコポイント対象となる「37Z1S」および「32A1S」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭では37Z1Sが16万円前後、32A1Sは6万5000円前後で販売されている。

「37Z1S」

 「37Z1S」は、2010年春に登場した「Z1シリーズ」の機能はそのままに、年間消費電力量を従来の156kWh/年から129kW/年に引き下げたモデルだ。2011年1月1日からは、エコポイント対象機種が統一省エネラベルで5つ星限定となるが、その基準に沿った製品となっている。

 IPS方式の倍速フルHDパネルを搭載し、ダイナミックコントラストは200万:1。3つの地上デジタルチューナーと2つのBSデジタル/CS110度デジタルチューナーを備え、外付けのUSB HDDやNAS(いずれも別売)に2番組同時録画を行いながら、地上デジタル放送の裏番組視聴も可能だ。録画中に再生を開始する「追っかけ再生」や録画しながら自動的にチャプター分割を行う「マジックチャプター」も搭載。さらに録画した番組を同社製Blu-ray Discレコーダーの「レグザブルーレイ」やDTCP-IT対応サーバにダビングする「レグザリンク・ダビング」もサポートした。これにより、BDレコーダーにダビングしてBDメディアに保存したり、DTCP-IP対応サーバに保存しておいて他の部屋のテレビから視聴する(DLNAクライアント/DTCP-IP対応機)といったことが可能になる。

エコポイント対象製品に付けられるマーク。2011年1月以降は、リサイクルを行うこともエコポイント付与の条件となる

 このほか、超解像技術の「レゾリューションプラス4」や自動画質調整機能「おまかせドンピシャ高画質3」、ゲームプレイ時の遅延を抑える「ゲームダイレクト2」、コンテンツの音量差を自動調整する「ドルビーボリューム」などを搭載する。HDMI入力は3系統(うち1系統はARC、コンテントタイプ連動対応)。ほかにD5映像入力、S2映像1系統を含む3系統のビデオ入力、光デジタル音声出力、アナログダイビング出力などを装備。

 外形寸法は、909(幅)×638(高さ)×279(奥行き)ミリ、重量はスタンド込みで16キログラム。

ベーシックモデルの「32A1S」も登場

「32A1S」

 一方の「32A1S」は、同じく春に発売したベーシックモデル「32A1」の年間消費電力量を引き下げたモデル。32A1の83kWh/年に対して、32A1Sは69kWh/年と、同じく2011年エコポイント対象モデルとなる。

 IPS方式のWXGA(1366×768ピクセル)パネルを搭載し、ダイナミックコントラストは2万:1。録画やネットワーク関連の機能は持たないが、「ゲームダイレクト2」「レゾリューションプラス4」「おまかせドンピシャ高画質2」といった機能を備えている。

 HDMI入力は2系統。S2端子を含む2系統のビデオ入力、光デジタル音声出力を搭載。外形寸法は、786(幅)×567(高さ)×224(奥行き)ミリ。重量はスタンド込みで10キログラム。

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