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バンクマンのある暮らしクリスマス玩具特集その2(1/3 ページ)

» 2010年12月13日 00時00分 公開
[松山由美子,ITmedia]
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image バンクマン

 11月のとある日。不景気に身も心も沈みがちの筆者の下に、不景気どこ吹く風のウキウキした足取りでlifeStyle編集部のS氏が手に箱を抱えてやってきた。

「ついに発売されましたよ、バンクマンが!」

「はぁ?」

「バンクマンですよ、バンクマン。この前おしゃべりする時計「クロックマン」の使用リポート書いてもらったじゃないですか。あの貯金箱版がでたんですよ。これも使ってみませんか、っていうか、使って記事書いてください」

「自分で書けばいいじゃないですか」

「いや、ほらボクは新居も構えていろいろ物入りなもんで貯金なんてとてもとても。ぜひここは遊びに行く暇も相手もなくてお金の使いみちのない人にレビューしてもらわないと」

よけいなお世話じゃ。

 そんな紆余曲折を経て、今、筆者の前には2つのバンクマンが置かれている。

肉食系? 草食系?

 あらためてバンクマンについて紹介しておこう。バンクマンは本体正面に可動式の目と口がついており、表情豊かにおしゃべりする貯金箱だ。お金を入れたときのほか、現在の貯金合計額や時刻や季節にあったおしゃべりをしてくれる。また、貯金の進行状況によっておしゃべりの内容が変わってくる。

 そして、今回バンクマンには「草食系」と「肉食系」の2種類が用意されている。ボタンと口が緑色の「草食系」とオレンジ色の「肉食系」だ。「アタシィ〜、草食系が好みだからぁ〜」と思わず向井理あたり思い浮かべてしまうところだが、「草食系」は100円硬貨専用でコツコツ貯金していくタイプ向き。「肉食系」は500円硬貨専用でガッチリためたい人向きだ。どちらも100枚ためることを目標にしており、おしゃべりの内容も違ってくる。

「写真とりまーす」「え?」(左)。「はい、スマイル〜」(右)

 500円玉貯金を実行された方も多いことだろう。貯金箱としては500円をためる肉食系のほうが効果的な気がするが、バンクマンとのコミュニケーションを頻繁にとりたいなら草食系がおすすめだ。何より早く貯めることができる。

セッティング

 セッティングは基本はクロックマンと同じだ。電池を入れるとバンクマンがしゃべりだし、設定を促してくれる。設定内容は、日付と現在の時刻、仕事時間(バンクマンが稼働する時間)、誕生日、声の大きさとこれもクロックマンと同様だ。

スピーカーは向かって右にある(左)、設定用ボタンは向かって左(中)、お金の投入口(右)

貯金する

 さて、さっそく貯金してみよう。コインを投入すると、「おー、100円!」「やたっ!200円」などと合いの手をいれ、お金を入れ終わると合計金額を教えてくれる。



 合計金額は2000円。ごまかしてないってばー


 合計金額は、頭のボタンを2回おせばいつでも教えてくれるが、何度も何度も聞くと

 えー、またー? 今入ってるの2400円だよ


と怒り出す。ちなみに3回連続で押せば時刻を教えてくれるし、5回以上連続で押せば強制スリープ機能がはたらく。

 また始業時刻には「おはよう」のあいさつがあり、頭のボタンを押すと、昨日までの合計金額を教えてくれる。終業時刻には「今日のお仕事おーわり」とお休みのあいさつの後、合計金額を教えてくれる。

 毎正時には

 7時に貯金するといいことがあるでしょう。あ、ちょうど時間だよ


 ただいまより1時の貯金を募集いたします


と時間を教えてくれる。また、仕事時間内に時々ひとりごとをしゃべりだす。

 毎日コツコツ頑張るって難しいけど大事なことだよね


ライバル心もあるようです。

 クロックマンのやつしっかり働いてるかなぁ


コミュニケーションも重視。

 あたまのボタンをなでてほしいなぁ。ありがとう! お礼にボクの笑顔をプレゼント・フォー・ユー!


バンクマン百面相。


 では、実際に「バンクマンのある暮らし」をのぞいてみることにしよう。

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