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パナソニック、SDカードやUSB HDDに録画できる液晶VIERA「TH-L42G3」LEDバックライトに倍速IPS

» 2010年12月17日 15時18分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは12月17日、外付けUSB HDD録画に対応した“VIERA”の42V型「TH-L42G3」を発表した。価格はオープンプライスで、2011年2月18日に発売する。実売想定価格は15万円前後。2011年エコポイント対象製品となる。

「TH-L42G3」

 倍速駆動のIPS αパネルを搭載。LEDバックライトと組み合わせた省エネスタンダードモデルだ。シーンに応じてLEDバックライトを制御する「コントラストAI機能」も搭載。コントラスト比は、200万:1相当という。

 「エコナビ」機能搭載で、内蔵の明るさセンサーで視聴環境を検知し、適切な明るさや画質に自動調整したり、使っていないレコーダー(VIERAリンク対応機)の電源を自動的に落とすといった連携が可能になる。年間消費電力量は90kWh/年。

目的ごとに機能が整理された「らくらくアイコン」(左)。録画先はSDカードと外付けUSB HDDから選択可能(中)。静止画による「画面メモ」の一覧(右)

 新たにSDメモリーカードや外付けUSB HDDへの録画をサポート。録画先としてSDメモリーカードを指定すると、テレビの電子番組表から録画したい番組を選ぶだけで予約録画が行える。例えば32GバイトのSDHCカードを使用した場合、地上デジタル放送で約3時間40分、BSデジタル放送なら約2時間40分のハイビジョン録画が可能になっている。

 外付けUSB HDDは、8台までの登録が可能。家族それぞれが専用HDDを持ったり、番組ジャンルごとに録り分けるといった使い方ができる。またDTCP-IPとDLNAに対応したDIGAがあれば、ネットワーク経由で録画番組をダビングしてBlu-ray Discに残すことも可能。もちろん、追っかけ再生やオートチャプターといった機能も用意している。

 HDMI入力は2系統(ARC対応)。ほかにD4端子やD-Sub 15ピン、光音声出力などを備えた。スタンド使用時の外形寸法は、1002(幅)×646(高さ)×288ミリ。重量は約19キログラム。

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