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ソニー、HDD内蔵の“かんたん録画”BRAVIAを発売イーゼルスタンド付き

» 2011年02月08日 14時43分 公開
[ITmedia]

 ソニーは2月8日、液晶テレビ“BRAVIA”の新製品として、500GバイトのHDDを内蔵した「EX52Hシリーズ」および「EX42Hシリーズ」を発表した。すべて3月20日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では40V型の「KDL-40EX52H」が15万円前後、32V型の「KDL-32EX42H」が11万円前後、22V型の「KDL-22EX42H」は9万円前後になる見込みだ。

「EX52Hシリーズ」はブラックのみ。「EX42Hシリーズ」はブラックとホワイトの2色をラインアップしている

 付属の「かんたん録画リモコン」により、“録る”“観る”“消す”の基本的な動作がボタン1つで行えるシンプル録画モデル。両シリーズともデジタルチューナーを2系統搭載しており、裏番組録画も可能だ。ただし片方のチューナーは視聴専用のため、2番組同時録画はサポートしていない。録画はDRモードのみで、内蔵HDDに地上デジタル放送なら約65時間の録画が可能になっている。

 また、USB接続の外付けHDDを追加することで、録画容量を手軽に増やせる点も特長。外付けHDDにも番組を直接録画できるほか、内蔵HDDとの間で相互にムーブすることも可能だ。ただし、Blu-ray Discレコーダーなどに転送する機能は持っていない。

付属の「かんたん録画リモコン」(左)と入出力端子(右)。USB端子は背面にある

 デザイン面の特長は、1月に発表された「KDL-EX420シリーズ」と同じ通称“イーゼルスタンド”。絵画を立て掛ける「イーゼル」をイメージしたシンプルな構造で、正面から見ると画面下から2本の棒にしかみえない。またLED光源を画面の上下にのみ配置したエッジLEDバックライトの搭載などにより、HDDを内蔵しながら厚さ42ミリというスリムデザインを実現した。

イーゼルスタンド

 映像エンジンは「ブラビアエンジン3」。40V型の「KDL-40EX52H」のみ倍速駆動技術「モーションフロー120」を搭載し手いる。そのほかの主な仕様は下表の通り。

LEDエッジライトは画面の上下に光源を配置するタイプ

 型番 KDL-40EX52H KDL-32EX42H KDL-22EX42H
画面サイズ(解像度) 40V型(フルHD) 32V型(1366×768ピクセル) 22V型(1366×768ピクセル)
チューナー構成 地上、BS、CS110度デジタル×2
HDD 500Gバイト
モーションプロー120 なし
ブラビアエンジン3
入出力端子 HDMI入力×3(うち側面1)、D4×1、コンポジット×2、D-Sub 15ピン×1、光デジタル音声×1、USB×1など
カラーバリエーション ブラックのみ ブラック/ホワイト
実売想定価格 15万円前後 11万円前後 9万円前後
発売日 3月20日
価格はすべてオープンプライス

→ソニーストアで「EX52H」シリーズをチェックするicon
500GBのHDDを搭載。たっぷり録画できる、スタイリッシュなLEDバックライトモデル。
→ソニーストアで「EX42H」シリーズをチェックするicon
軽やかなデザインと2色のカラバリ。500GB HDD搭載、コンパクトなLEDバックライトモデル。


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