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日立、録画機能充実のWoooハイエンドモデル「XP07シリーズ」レコーダー並み?(1/2 ページ)

» 2011年03月16日 14時07分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 日立コンシューマエレクトロニクスは3月16日、薄型テレビ“Wooo”の新製品として、ハイエンドモデルの「XP07シリーズ」を発表した。プラズマモデルと液晶モデルを各3サイズラインアップ。5月中旬に発売する予定だ。

“Wooo”「XP07シリーズ」。シンプルなフレームに薄型スタンドを組み合わせたシンプルなデザイン。スピーカーの開口部もしっかりと確保した

型番 P50-XP07 P46-XP07 P42-XP07 L42-XP07 L37-XP07 L32-XP07
画面サイズ 50V型 46V型 42V型 42V型 37V型 32V型
パネル プラズマ 液晶
解像度 1920×1080ピクセル 1366×768ピクセル
チューナー 地上デジタルチューナー×3、BSデジタル/CS110度デジタルチューナー×2
内蔵HDD/iVポケット 320Gバイト/○
DLNA クライアント/サーバ対応
HDMI入力 4(ARC対応)
実売想定価格 29万円前後 24万円前後 19万円前後 19万円前後 17万円前後 15万円前後
発売時期 5月中旬

 録画対応の高機能モデル。地上デジタルチューナーを3基とBSデジタル/CS110度デジタルチューナー2基を搭載し、加ViXiSのトランスコーダー「XCodeHD」を用いて2番組同時の長時間録画が行える。トランスコードは最大8倍録画に対応。マルチタスク性も向上しており、例えば2番組同時の長時間録画中でも裏番組を視聴可能で、さらにDLNAサーバ機能で録画番組をネットワーク配信できる。なお、アナログ地上波チューナーは2011年モデルから省略されている。

 好みの番組を探すために設けられた3つの「さがす」機能も新しい。録画履歴をもとにユーザーの嗜好(しこう)にあった番組をテレビがおすすめする「Woooおすすめ番組」、Gガイドのサービスを利用して最大1カ月先までの情報を表示する「注目番組情報」、そして出演者などのキーワードを登録して自動録画する「キーワード自動録画」を備えた。

Woooおすすめ番組。録画履歴から出演者やジャンル、時間帯といった要素でユーザーの好みを分析する。Woooおすすめ設定画面では、その番組がリストアップされた理由も分かる

注目番組は最大1カ月先までの情報を表示する(左)。キーワード自動録画では、出演者や番組ジャンルをリストから選んで登録するだけで、条件に合った番組を検索・自動録画。任意のキーワードを条件として付加することも可能だ(右)

 再生時の使い勝手向上も図っている。例えば、録画番組一覧では、自動録画された番組を青色で分かりやすく表示。録画番組をシリーズなどでフォルダのように自動分類する「ワケ録」を採用し、キーワード自動録画した番組を条件ごとに分けて表示できるようになった。また従来は個別の画面を用意していたAVネットワーク(DLNA)コンテンツへの入り口を「見る」画面に設けている。

2番組同時の長時間録画が可能。同時に裏番組を視聴したり、DLNAのサーバ機能が使える

リモコン。あらたに「さがす」ボタンのほか、2011年秋に開始予定の新しいBSデジタル放送に対応するボタンも設けた
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