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失敗しないLED電球の選び方(6) 東芝ライテック“E-CORE”「LDA7L」節電体質の家にしよう(1/2 ページ)

» 2011年04月06日 21時40分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 家庭用の一般電球形LEDに早くから参入していた東芝ライテック。“E-CORE”「LDA7L」は、昨年10月に発売した同社の最新モデルだ。従来のE-COREシリーズは大きな放熱フィンが特長だったのが、このモデルからはフィンレスですっきりとした形状となり、大幅な軽量化も図られている。明るさと発色の良さで根強い人気があるE-COREシリーズだが、LDA7Lにもその良さは受け継がれていた。


今回の特集で取り上げたLED電球一覧(電球色、7〜9ワットクラス) 消費電力 全光束 購入時の価格
NECライティング“LIFELED'S”「LDA8L」 7.5ワット 405ルーメン 1780円
三菱電機オスラム“PARATHOM”「LDA7L-H」 6.9ワット 405ルーメン 1980円
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7LA1」 6.9ワット 450ルーメン 2380円
シャープ“ELM”「DL-LA42L」 7.8ワット 485ルーメン 2380円
日立アプライアンス「LDA7LA」 7.3ワット 350ルーメン 2380円
東芝ライテック“E-CORE”「LDA7L」 7.2ワット 485ルーメン 2380円
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7L-G」 7.2ワット 390ルーメン 3480円
シャープ“ELM”「DL-LA62L」 9.8ワット 610ルーメン 4380円
東芝ライテック“E-CORE”「LDA9L」 9.4ワット 650ルーメン 4480円
パナソニック“EVERLEDS”LDA9L-H」 9.2ワット 650ルーメン 4480円
まとめ:シチュエーション別、LED電球“使える”ランキング

フィンレスとなり大幅な軽量化を実現

 LDA7Lは東芝ライテックの従来のイメージを一新するようなシンプルな形状で、白熱灯に近いデザインとなった。重量は従来型よりも約39%も軽量化されて、73グラムと今回の特集で紹介する中ではもっとも軽い。一方でサイズはそれほど変わらず、60(外径)×108(全長)ミリとLED電球としては標準的なサイズだ。

東芝ライテックの“E-CORE”「LDA7L」とパッケージ。放熱フィンのないシンプルなデザインになった

 全光束は485ルーメンと低価格帯の中では明るめだが、消費電力は7.2ワットと低め。パッケージには「一般電球40ワット形相当」と書かれている。定格寿命は4万時間で、調光器具や断熱材施工器具には非対応となっている。

 価格はヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは2380円だったが、通販サイトでは約1600円と2000円を切る価格で販売している店が少なくない。ちなみに同店では、下位機種の「LDA6L/2」もまったく同じ値段で売っており、他店を見てもLDA7Lとの価格差はわずかだった。LDA6L/2は、全光束380ルーメン、6.3ワットというスペック。ただし密閉形および防湿形、防湿・防雨形の器具に対応しており、LDA7Lよりも使える器具の種類が幅広い。浴室などの密閉形器具で使いたい場合は、LDA6L/2をおすすめしたい。

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