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パイオニア、ナビ機能を拡充した“カロッツェリア エアーナビ”3機種

» 2011年05月09日 21時56分 公開
[ITmedia]
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 パイオニアは5月9日、自社位置精度の向上や渋滞予測データの収録など、ナビ機能を拡充した“カロッツェリア エアーナビ”の新モデル3機種を、5月下旬より発売すると発表した。いずれも価格はオープンプライスで、店頭では7V型ワイド液晶(VGA)搭載モデルの「AVTIC-T99」が5万9800円、5.8V型ワイド液晶(VGA)搭載モデルの「AVIC-T77」が4万9800円、4.8V型ワイド液晶(VGA)搭載モデルの「AVIC-T55」が4万4800円となる見込み。

左から「AVIC-T55」「AVIC-T77」「AVTIC-T99」。いずれもワンセグTVチューナーを内蔵する

 PND(パーソナルナビゲーションデバイス)では、唯一毎月の地図更新が可能になっている点が特長(2014年4月までは無料)。インターネットへ接続したPCで専用ソフト「ナビスタジオ(エアーナビ用)」を使い、microSD メモリーカードを介して最新の地図データを取得できるほか、内蔵する通信モジュールでもアップデートができる。

 また、独自の地図データフォーマット「L-format」を採用し、従来のHDDナビゲーションに採用されていた大容量の地図データを5分の1の容量にして収録することで、10メートルスケールの詳細市街地図表示など多くの情報を扱えるようになった。また、同フォーマットに最適化したプラットフォームを採用することで高い操作性を実現したという。

 さらに、1秒間に5回自社位置を測位する「5Hz 測位」をはじめとする位置認識ソフトに新たに開発したアルゴリズムを搭載し、トンネル内や立体交差点、立体駐車場、山岳路などでの自社位置情報の精度が向上している。

 ルート検索では、大型連休や季節、曜日など、約30パターンの過去の情報を分析した渋滞予測データに加え、道路交通情報の“VICS FM 多重情報”や同社の「スマートループ渋滞情報」に対応しているため、より最適なルートを選択できるという。

 そのほか、ナビポータルが提供するテレマティクスサービスに対応。自社位置周辺の最新ニュースやイベント、店舗などの情報をリアルタイムで取得することが可能だ。

 サイズ/重量は、AVTIC-T99が196.5(幅)×105.6(高さ)×22(奥行き)ミリ/0.5キロ。AVIC-T77が178(幅)×99(高さ)×35.8(奥行き)ミリ/0.5キロ。AVIC-T55が154.2(幅)×95.1(高さ)×25.8(奥行き)ミリ/0.315キロ。吸盤タイプのモニター取り付け金具を同梱(どうこん)し、電源はシガーライターソケットに対応するほか、バッテリーを内蔵する。

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