ITmedia NEWS >

失敗しない小型LED電球の選び方(2) 三菱電機オスラム「LDA5L-H-E17」節電体質の家にしよう、E17口金編(1/2 ページ)

» 2011年05月26日 17時04分 公開
[橘十徳,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 今回は三菱電機オスラムの“PARATHON”LDA5L-H-E17」をレビューしよう。同製品は前回紹介した東芝の「LDA4L-E17」よりも全光束が少し高い260ルーメンというスペックになっている。

“PARATHON”LDA5L-H-E17」(中央)

今回の特集で取り上げたE17口金LED電球

メーカー/製品名 消費電力 全光束 購入時の価格
東芝ライテック“E-CORE”「LDA4L-E17」 4.3ワット 250ルーメン 1980円
三菱電機オスラム“PARATHON”「LDA5L-H-E17」 4.5ワット 260ルーメン 2180円
日立アプライアンス「LDA7L-E17」 7ワット 360ルーメン 3680円
パナソニック“EVERLEDS”「LDA6L-E17」 6ワット 390ルーメン 2980円
シャープ“ELM”「DL-JA42L」 5.2ワット 400ルーメン 3580円
東芝ライテック“E-CORE”「LDA5L-E17」 5.4ワット 410ルーメン 3580円
まとめ:シチュエーション別ランキング      
※製品名をクリックすると過去記事を参照できます

同社のE26口金タイプによく似た本体デザイン

 E17形のLED電球はメーカーごとにE26形とデザインをそろえているものが多いが、このLDA5L-H-E17も放熱フィンの突起が同社のE26形とよく似ており、まるでミニチュアを見ているようで可愛い。サイズは東芝のLDA4L-E17と同じく35(直径)×67(長さ)ミリだが、質量が45グラムと少し重い。手に持ってみてもちょっとズッシリとした感じがする。

三菱電機オスラムの“PARATHON”LDA5L-H-E17」とパッケージ。本体は、白く細い放熱フィンが特長だ。白熱灯とほぼ同じサイズだが根本のくびれ部分が少し太い

 全光束が260ルーメンと低めに抑えている分だけ消費電力も少なく、4.5ワットというスペックになっている。パッケージには白熱電球の25ワット相当と記載されている。東芝のLDA4L-E17と異なるのは密閉器具に対応していないことだ。調光器具に非対応なのは同じ。価格は200円高く、2180円(ヨドバシカメラマルチメディアAkibaで購入時)となっている。

 1つ気になったのは、定格寿命が2万5000時間となっていること。ほとんどのLED電球は定格寿命を4万時間としており、E17形についてもこれは変わらないが、LDA5L-H-E17だけは2万5000時間になっている。定格寿命というのはあくまでも目安であり、使用環境によって長く使えることもあれば短い場合もあるが、やはり他社よりもスペック上で1万5000時間も短いと少し不安に感じる。

白くさわやかな色味

 それでは実際に取り付けた印象をリポートしよう。今回の特集では洗面所・リビング(和室)・スポットライトによる間接照明(洋室)の3パターンで、それぞれさまざまなタイプの白熱灯と比較した。

洗面所のE17口金ダウンライト(左)。和室での撮影に使用した木製スタンド(中)、洋室での撮影に使用したクリップライト(右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.