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ぼくにはとてもできない――おもちゃショーで見た「レゴの世界」東京おもちゃショー2011

» 2011年06月22日 10時00分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
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 おもちゃショーのレゴジャパンブースでは、毎年レゴで作ったジオラマや巨大なキャラクターを見ることができる。2011年の「レゴの世界」はどのようなものだったのか、おもちゃショーに行けなかった人はもちろん、実物を見てきた人も写真で振り返ってみよう。

 まずは数多くのメディアで取り上げられていた松江城から。商談見本市である前半2日間のみの公開だったのが惜しいと思うくらい、素晴らしい出来映えだった。筆者も見たときは「すげー」と思わずため息が漏れてしまったが、そもそも本物の松江城を知らないことに気付いたので、実物の写真と比べてみることにした。

 こちら、レゴの松江城。

photo レゴ版「松江城」

 こちらは本物の松江城。

photo 本物の松江城

 2つを並べてみると……

photophoto ほぼ完全に一致

 ……すごい、ほぼ完全に一致。ちなみに設計図はなく、松江城の写真や映像をもとに作ったのだそう。製作期間は約2カ月で、たった1人の手で製作されたというのだから驚きだ。レゴ松江城の写真がもっと見たい方は下の記事からどうぞ。

 次はジオラマを紹介していこう。まずは、レゴ ニンジャゴーシリーズのジオラマから。「レゴ ニンジャゴー」は、ニンジャたちとガーマドン卿の戦いをテーマとしたシリーズで2011年1月に登場した。ブース内には2011年7月上旬発売の「レゴ ニンジャゴー 2507 ファイヤー神殿」が展示されていた。

photophoto ファイヤー神殿のジオラマ。忍者がテーマらしいが、右上からなんと車が迫ってきている

 ジオラマだけを見ても何が起こっているか分からないので、この商品の説明を見てみると……

4つのスピン術の武器を支配する戦いが始まった。ウー先生、ゼン、ニャーはガーマドン卿とホネホネ・アーミーから究極のスピン術武器・炎のドラゴン剣を守らなければならない。神殿が2つに割れると、おそろしいファイヤー・ドラゴンが現れ、侵入者に向かって火を吐き剣を守る。

 このストーリーを見てると童心に帰れそうな気がするのは気のせいだろうか。「こどもごころ」なんてとっくに忘れてしまった筆者の心を動かすとは、レゴの世界観はよく出来ている。次は「スター・ウォーズ」シリーズのジオラマだ。

photophoto スター・ウォーズのジオラマ(写真=左)、ミレニアムファルコン(写真=右)
photophoto 右下にいるのはダース・ベイダー卿(写真=左)。ジェダイの騎士もちらほら(写真=右)

 最後は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジオラマ。

photophoto パイレーツ・オブ・カリビアンのジオラマ(写真=左)。上から撮ってみた(写真=右)

 そして、レゴジャパンブースの出口に展示してあったのはディズニー映画の「カーズ2」の巨大なキャラクター。表情まで精巧に作り込まれている。

photophoto 巨大なメーター(写真=左)、巨大なマックイーン(写真=右)

 いかがだっただろうか。レゴジャパンは今年も素晴らしい「レゴの世界」を見せてくれた。筆者はレゴで遊んだことはあまりない。だが、このように作品を鑑賞するだけでも、驚いたり、とても楽しい気分になれるのはレゴの大きな魅力なのだと思う。

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