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失敗しないLED電球の選び方、NECライティング“LIFELED’S”「LDA8N」E26、昼白色/昼光色(1/2 ページ)

» 2011年06月30日 16時12分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 いよいよ夏本番といった陽気になった。今回からは、クールな白色系LED電球を紹介していこう。第1回はNECライティングの“LIFELED’S”「LDA8N」。光色は昼白色で、実売が2000円以下で550ルーメンと明るい。コストパフォーマンスに優れた製品だ。

NECライティングの“LIFELED’S LDA8N”

今回試用するLED電球(E26、昼白色/昼光色、6〜9.4ワット)

メーカー 型番 全光束 消費電力 購入時の価格
NECライティング LDA8N 550ルーメン 7.5ワット 1780円
パナソニック LDA6NH 485ルーメン 6ワット 1780円
シャープ DL-LA41N 485ルーメン 7.5ワット 1780円
日立アプライアンス LDA7DA 480ルーメン 7.3ワット 1980円
三菱電機オスラム LDA7D-H 470ルーメン 6.9ワット 1980円
東芝ライテック LDA6N/2 485ルーメン 6.3ワット 2380円
東芝ライテック LDA8N-G 580ルーメン 7.7ワット 3680円
パナソニック LDA9DH 825ルーメン 9.2ワット 4480円
東芝ライテック LDA9N 850ルーメン 9.4ワット 4480円
ユニティ X15-CJ 1300ルーメン 16.6ワット 5980円

 LED電球を買う際、白熱灯からのリプレースということで電球色を選ぶ人は多いと思うが、夏場などは白色系のほうが涼しい印象だし、リビングで本を読んだり学習したりする機会が多い人の中には、白い光ではないと落ち着かないという人もいるだろう。

 白色系のLED電球は大きく分けて「昼白色」と「昼光色」の2種類がある。昼白色は色温度がおよそ5000〜5500ケルビンで、昼光色は色温度が6500〜7500ケルビンくらいだ。電器店の店頭でサンプルを見比べると、昼光色が青みがかって見えるのに対し、昼白色は黄色っぽく見える。

 電球形蛍光灯の場合、この2つに電球色を加えて計3種類のラインアップとなっているメーカーが多いが、LED電球の場合、白色系は昼白色と昼光色のどちらか一方しか出していない会社が多く、両方出しているメーカーは少ない。つまり昼白色と昼光色のどちらを選ぶかを決めた時点で、購入するメーカーが限られてしまうことになる。

 LDA8Nは昼光色タイプで、価格は今回紹介する中では最も安価な1780円(ヨドバシカメラマルチメディアAkiba調べ)。この価格帯だと全光束が500ルーメン以下のものがほとんどだが、LDA8Nは550ルーメンとワンランク上の明るさとなっていてお得だ。

フィンレスですっきりした形状。全長は蛍光灯より長いが根本部分がスリムだ

 サイズは60(外径)×113(全長)と、電球形蛍光灯に比べると全長が少し長い。また、質量も120グラムと重めだ。放熱部はフィンレスですっきりとしたデザインとなっている。消費電力は7.5ワット。全光束の高さを考えると標準的といえるだろう。設計寿命は4万時間と平均的で、調光器具および密閉形器具には対応していない。

さわやかで温かい色合いが魅力

 それでは実際に取り付けた印象をリポートしよう。トイレ・廊下・リビング(和室)・リビング(洋室)4パターンで電球形蛍光灯と比較した。

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