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センチュリー、MUSE製のDAC一体型ヘッドフォンアンプなど4製品

» 2011年07月22日 15時13分 公開
[ITmedia]

 センチュリーは7月20日、MUSEのオーディオアンプ「MUSE AUDIO」シリーズから、DACと一体化したヘッドフォンアンプ「MINI DAC MK2」とデジタルアンプ「M50」「M21 EX」「MU-15 MK2」を同社ECサイト「白箱.com」で発売した。

DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「MINI DAC MK2」

 MINI DAC MK2は、DACを同梱(どうこん)したヘッドフォンアンプ。白箱.comでの直販価格1万2480円となっている。

「MINI DAC MK2」

 DAC部は、ICにBurr-Brown製の「PCM1793+DIR9001」を採用し、オペアンプにはBurr-Brown製の「OPA2134」を搭載した。サンプリングレートは192khz/24ビットまでサポート(USB接続の場合は48khz/16ビット)しており、周波数特性は20〜2万Hzでダイナミックレンジは113dB。

 アンプ部はオペアンプにBurr-Brown製の「OPA2604」を搭載。出力レベルは123ミリワット、周波数特性は10〜2万Hzで適応インピーダンスは32〜600オームとなっている。

 入力端子はUSB×1、デジタル×2(オプティカル/コアキシャル)、RCA×1。出力端子にはヘッドフォン出力(6.5ミリ)×1、RCA×1を備える。サイズは130(幅)×48(高さ)×160(奥行き)ミリで重量は約760グラム(本体のみ)。USBケーブル、ACアダプターを同梱(どうこん)する。

デジタルアンプ「M50」「M21 EX」「MU-15 MK2」

 デジタルアンプ製品となるのはM50、M21 EX、MU-15 MK2の3製品。直販価格は順に6980円、4180円、2890円となっている。

「M50」

 M50は、ICチップにTI製の「TPA3123」を搭載し、日本製のコンデンサー(nichi-con、東光)を採用したデジタルアンプ。出力は25ワット×2(4オーム時)で適応インピーダンスは4〜8オーム、ダイナミックレンジは101dBとなっている。本体のサイズは80(幅)×45(高さ)×122(奥行き)ミリ(突起部含む)で、重量は約400グラム。ACアダプター(14V4A)のほか、ACケーブルが付属する。

「M21 EX」

 M21 EXは、ICチップにTripath製の「TA2021」を搭載。出力は25ワット×2(4オーム時)、13ワット×2(8オーム時)で適応インピーダンスは4〜8オーム、ダイナミックレンジは103dBとなっている。本体サイズは113(幅)×45(高さ)×171(奥行き)ミリで重量は約592グラム。ACアダプター(12V3A)およびACケーブルが付属する。

「MU-15 MK2」

 MU-15 MK2はICチップにTripath製の「TA2024」を採用しており、出力は15ワット×2(4オーム時)、10ワット(8オーム時)で適応インピーダンスは4〜8オーム。ダイナミックレンジは102dBとなっている。本体サイズは86(幅)×48(高さ)×155(奥行き)ミリで重量は約400グラム。ACアダプター(12V2A)、ACケーブルを同梱する。

 

 いずれの製品もインタフェースに、バナナプラグ対応のスピーカー出力(金メッキ処理)を2系統、RCAステレオ入力(金メッキ処理)を1系統備える。

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