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江戸時代の台時計を自分の手で復刻? 「週刊 和時計をつくる」創刊

» 2011年08月02日 22時04分 公開
[ITmedia]

 デアゴスティーニ・ジャパンは8月2日、和時計の復刻モデルを作れるパーツつきクラフトマガジン「週刊 和時計をつくる」を発表。創刊号を8月30日に発売する。全60号発行予定で、通常価格は1号1990円。創刊号のみ特別価格として890円で発売される。

 完成するのは、江戸時代の機構で再現された台時計だ。完成サイズは全長約67センチ、幅約24センチとなる。金属パーツと木製パーツ、合計約420点を組み合わせて構築。文字盤等の主要金属パーツは当時と同じ真鍮(しんちゅう)製だという。

Photo 週刊 和時計をつくる

 江戸時代に使われていた日の出と日の入りを基準に季節ごとに時間の刻み方が変わる「不定時法」で動く時計で、昼用と夜用の2つの天符を使う「二挺天符」機構を採用している。実際に鐘が鳴る時打ち機構も再現されており、十干十二支暦での日付も表示される。

 付属冊子では和時計や時計全般の解説、江戸時代の発明品紹介等を収録。木工用ボンドや筆など組み立てに必要となる主要な道具も順次提供される予定だ。

Photo 再現される台時計

 本体以外に冊子を収納するバインダーも販売される。価格は通常価格1290円だが、11月末まで690円で販売される。1冊のバインダーには15冊の冊子が収納可能。創刊号から35号まで購読すると、真鍮製の和時計風懐中時計を全員にプレゼント。また、サイトから定期購読を申し込んだ場合には唐草模様入りのマイクロファイバークロスがプレゼントされる。

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