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スマートに録画する新型“Wooo”、2シリーズ6機種を発表iPad連携が充実(1/2 ページ)

» 2011年08月11日 14時57分 公開
[ITmedia]

 日立コンシューマエレクトロニクスは8月11日、薄型テレビ“Wooo”の新製品として、プラズマテレビ「GP08シリーズ」と液晶テレビ「XP08シリーズ」の計6機種を発表した。録画機能をブラッシュアップしたほか、iPhone/iPadによるリモート操作にも対応した。8月27日から順次発売する。

3D表示にも対応するプラズマテレビ「GP08シリーズ」(左)。液晶テレビの「XP08シリーズ」
全モデルにiVポケットと500GバイトのHDDを搭載。キャッチコピーは、「スマート録画へ。」

 キャッチコピーが「スマート録画へ。」というように、全モデルに500Gバイトの内蔵HDDとiVポケットを搭載。3つの地上デジタルチューナーと2つのBSデジタル/CS110度デジタルチューナーにより、裏番組を視聴しながらでも2番組の同時録画が行える。MPEG-4 AVCトランスコーダーによる2番組同時の長時間録をはじめ、過去の録画・視聴履歴からユーザーの好みを推定し、条件に合う番組を教えてくれる「Woooおすすめ番組」、Gガイドの提供する「注目番組」、登録したキーワードに合致する番組を自動録画する「キーワード自動録画」も従来機から継承した。

3D対応に進化した超解像

 プラズマのGP08シリーズは、500万:1のコントラスト比を実現した「ダイナミック・ブラックパネルEX」を採用し、フレームシーケンシャル方式の3D表示もサポートした。ただし、専用の3Dグラス「TP-AE3D200」(オープン)は別売となる“3Dレディーモデル”の位置づけた。

プラズマテレビの「GP08シリーズ」はフレームシーケンシャル方式の3Dをサポート。3Dグラス「TP-AE3D200」は別売。実売1万円前後になりそうだ

 これに合わせ、超解像技術「Pixel Manager EX」も3Dを前提としたものに進化した。入力された3D映像に対し、左右の映像それぞれに最適な超解像処理を行うことで、3D表示時の精細感をアップするという。

超解像技術「Pixel Manager EX」の効果比較。奥が新製品

 2D-3D変換機能も搭載。2D映像の画素情報から奥行きを推測し、映像の部分ごとに最適な視差量を付与。通常の放送番組から内蔵HDDの録画番組、DVD/BDなどの2D映像も立体映像として表示できる。

 一方、液晶のXP08シリーズは、表面に光沢処理を施した新IPSパネルを採用。LEDバックライトはエッジ式ながら、エリアコントロールやバックライトスキャニング(いずれも32V型を除く)、倍速駆動を搭載し、残像感を低減した。3D表示には対応していない。

 もちろんWoooの特長でもあるDLNAのサーバ/クライアント(プレーヤー)、「アクトビラ ビデオ・フル」や「テレビ版Yahoo!」などにアクセスする専用ポータル「Wooo net」、Real Sound Lab.SIAの音響パワーイコライジング技術「CONEQ」といった機能も従来機から継承している。

iPadの解像度を生かしたリモコン画面

 新シリーズの目玉といえるのが、iPhone/iPadとの連携機能だ。

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