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真っ赤なスペシャルチューンドモデル、シュア「SE535 Special Edition」登場アジア限定

» 2011年10月11日 16時22分 公開
[ITmedia]

 シュア・ジャパンは10月11日、カナル型イヤフォンのフラグシップモデル「SE535」に、アジア圏限定の“Special Edition”(型番:SE535LTD-J)を追加すると発表した。価格はオープンプライスで、実売想定価格は5万円を切る程度になる見込みだ。

「SE535 Special Edition」。ハウジングのカラーは渋めのレッド

 SE535の真っ赤なハウジングとライトグレーのケーブルがトレードマークの新しいフラグシップモデル。バランスド・アーマチュア型のMicroDriverを3つ(2つのウーファーと1つのツィーター)搭載する構成はそのままに、日本を中心とするアジア圏のユーザーのためにチューニングを施している。

 SE535との大きな違いは、ノズルの先端に設けられた周波数フィルターだ。日本人の好む高域の伸びを重視してメッシュ状の周波数フィルターを採用。これにより、再生周波数特性は、SE535が18Hz〜19Hzなのに対し、SE535LTD-Jは18Hz〜19.5kHzと高域側に伸びた。

 「アジア人が最高だと感じる音を目指してシュア・ジャパンと米国の開発スタッフがまとめ上げた。プロ向け音響機器を扱う強みを生かし、国内音楽スタジオのマスタリング手法まで(開発者に)伝えてチューニングに役立てている」(シュア・ジャパンの岩崎顕悟取締役)。

 もう1つの違いは、ライトグレーのケーブルが「日常使用に最適の長さ」という116センチに少し短くなったこと。もちろん既存モデル同様、スナップ・ロック式の金メッキMMCXコネクターで着脱が可能だ。そのほか主な仕様は下表の通り。

3つのMicroDriverユニットを搭載。ノズルの先端に周波数フィルターを装備する(左)。スナップ・ロック式の金メッキMMCXコネクターで着脱が可能(中)。同梱(どうこん)品一覧(右)

製品型番 SE535LTD-J
カラー レッド
音圧感度 119dB
インピーダンス 36オーム
ノイズ減衰量 37dB(最大)
再生周波数帯域 18Hz〜19.5kHz
入力コネクター ステレオミニプラグ(金メッキ)
ケーブル 116センチ着脱式
同梱(どうこん)品 フォーム・イヤーパッド(S、M、L)、ソフト・フレックス・イヤーパッド(S、M、L)、イヤロー・フォーム・イヤーパッド、トリプルフランジ・イヤーパッド、キャリングケース、6.3ミリアダプター、レベルコントローラー、航空機内用アダプター
発売時期 10月下旬〜11月上旬

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