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夜空に輝くデス・スターを探し出せ! 「ホームスターR2-D2」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2011年10月26日 19時35分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 小学生のころ、映画「スター・ウォーズ」をスクリーンで見たときの衝撃はすごかった。大宇宙を舞台にしたスケールの大きい戦闘シーンもさることながら、妙にリアリティーのあるデザインの宇宙人や宇宙船、そしてロボット(ドロイド)などのデザインにも強く魅せられたものだった。中でもワタクシの心をわしづかみにしたのが、ご存じ「R2-D2」である。

 愛くるしい信号音を発しながら健気に走り回るR2-D2の姿を見るたびに、未来にはこんなロボットが登場するのかとワクワクしたものだ。今でもR2-D2を見ると、当時オモチャで遊んだ記憶がよみがえり、すさまじい懐かしさに襲われる。

わが家にやってきた「ホームスターR2-D2」。おなじみの愛嬌(あいきょう)のあるデザインだ。(C)2011 Lucasfilm Ltd. &TM.All rights reserved.

 そんな「スター・ウォーズ」ファンにはたまらない新製品が登場した。セガトイズの新製品「ホームスターR2-D2」だ。このオモチャ、なんとR2-D2の形をしたプラネタリウムなのである。あのR2-D2の頭から、天井に向かって満天の星を映し出せるというのだからすごい。映画の中ではプロジェクターのようにビデオレターを映し出していたR2-D2だが、プラネタリウムの投影はそのシーンを彷彿とさせる姿だ。

 価格は希望小売価格が6825円。5000円を超える価格ということで少々悩んだが、結局買ってしまった。実はこの製品、普通の星空を映し出すだけでなく、投影する星の中にあの宇宙要塞「デス・スター」が混ざっているという。単に投影機の形がR2-D2になっているだけでなく、投影内容もひと味違うということであれば、「スター・ウォーズ」のファンとしては買わざるをえない。購入先はヨドバシカメラマルチメディアAkibaで、価格は6140円だった。

質感は高いが可動部分は頭の部分のみ

 塗装の仕上げは丁寧で質感も高く、個人的にはかなり満足。ただし今にも動き出しそうな両腕のアームは固定されており、前後に動かすことはできない。また、底面にローラーなどは搭載されていないので、子どもがオモチャとして遊んだりするのには物足りないだろう。ただし唯一の可動部分として、頭部がピント調整ダイヤルとして回転できるようになっている。

頭を回してピント合わせをする(左)。脚の部分は固定されていた(右)

横と背面から見たところ。背面にはON/OFFスイッチを搭載

 本体サイズは140(幅)×210(高)×90(奥行き)ミリ。投影方式は、薄い平面の恒星原板の後ろに光源を置いて、原板を通った光をレンズで拡大投影させる光学式を採用しており、光源には1ワットの白色LEDを搭載している。レンズ構成は1枚とシンプルだ。

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