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オーラデザインのニューフェース「vivid/vita」、USB入力も搭載

» 2011年11月01日 18時30分 公開
[ITmedia]
「vivid/vita」

 オーラデザインジャパンは11月1日、CDプレーヤー「vivid」とプリメインアンプ「vita」を発表した。オーラデザインらしいシンプルな筐体(きょうたい)に、PCオーディオなどの最新トレンドを取り込んだニューフェース。いずれも12万6000円で年内に発売する予定だ。

 vividは、音質を最優先に設計されたというフロントローディング式のCDプレーヤー。三洋電機製のドライブメカニズムと東芝製のドライブ・チップセットを採用、またDIR(digital input receiver)にシーラス・ロジックの「CS8426」、DACには上級モデル「neo」と同じ「CS4398」を使用するなど、パーツの選別からこだわった仕様になっている。オプションのDDコンバーター「DSPRINT」を接続すれば、PCに保存した192kHz/24bitのファイル再生が可能になる。

 デジタル出力は同軸デジタル×1、またアナログ出力としてバランス出力(XLR)とRCAを各1系統を装備。デジタル入力は同軸×1と192kHz/24bit対応の光デジタル×2を備えている。

 本体サイズは、430(幅)×64(高さ)×270(奥行き)ミリ。重量は4.8キログラム。専用リモコンが付属する。

CDプレーヤー「vivid」(左)とプリメインアンプ「vita」(右)

 一方のvitaは、日立製MOS FETをシングル・プッシュプルにレイアウトしたプリメインアンプ。オーディオ基板はL/Rをシンメトリー(対称)にデザインして信号経路を最短化。電源には大型トロイダル・トランスを使用し、余裕のあるレイアウトで干渉を防ぐ。出力は50ワット+50ワット(8オーム)と控えめながら、「ローレベルのリニアリティに長けた繊細感と温かく厚みのある音質は、往年のAuraをほうふつとさせる出色の出来栄え」(同社)という。

 PC接続用のUSB入力を装備。DACには「PCM2704」を採用し、48kHz/16bitまでのファイルが再生可能だ。ほかにもFM/AMチューナーを搭載。フォノ入力(MM)やサブウーファーと接続するプリ出力、vividと接続するためのバランス入力を備えている。

 本体サイズは、430(幅)×300(奥行き)×64(高さ)ミリ。重量は6.4キログラム。専用リモコンが付属する。

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