ハーマンインターナショナルは、超重量級仕様のアナログターンテーブル「MODEL 20MK3」(9インチアーム用)および「MODEL 20/12」(12インチアーム用)を発表した。それぞれアーム付属モデルを含め、計4タイプを発売する。
無共振プレーヤーを目指した上位機「MODEL 30」譲りの超重量装備。ターンテーブル全体を支えるメインベース、回転部とアームを保持するサブシャーシともに厚みを増し、従来機の「MK2」と比較すると質量は70%の増加となる。
またサスペンションと大容量ダンパーの強化により、サブシャーシ部を設置面から完全に隔絶。外来振動を遮断しつつ、マイコン制御の強化サーボモーター、強力電源といった組み合わせで回転系のさらなる安定化を図った「無共振ターンテーブル」だ。
SME製9インチ・トーンアーム「SERIES V/IV/MODEL 309」が装着できるアームレス仕様の「MODEL 20MK3」は189万円。「SERIES V」のマグネシウム・トーンアームを標準搭載した「MODEL 20MK3A」は262万5000円。どちらもサイズは440(幅)×174(高さ)×350(奥行き)ミリとなる。
またSME製12インチ・トーンアーム「SERIES V-12/MODEL 312/312S」が搭載できるロングアーム用ターンテーブル「MODEL 20/12」は299万2500円。「MODEL 312S」トーンアームを標準装備した「MODEL 20/12A」は357万円となっている。サイズは520(幅)×174(高さ)×375(奥行き)ミリ。
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