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プラズマクラスター搭載の車載モニター、アルパインから

» 2012年03月13日 21時43分 公開
[ITmedia]

 アルパインは、プラズマクラスター技術を搭載したリアビジョン「PCX-R3300」と、上位機種の「PCX-R3500」を4月中旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格はPCX-R3300が7万4800円前後、PCX-R3500は7万9800円前後となっている。

PhotoPhoto リアビジョン「PCX-R3300」(写真=左)と、上位機種の「PCX-R3500」(写真=右)

 プラズマクラスター技術を搭載した10.2型の車載用液晶モニター。天井吊下げ型のリアビジョンで、自動車室内の天井から高濃度プラズマクラスターを放出・拡散させ、浮遊しているカビ菌、ダニの糞や死骸といったアレル物質、ウイルスなどの作用を抑える。

 また、タバコや汗のニオイを脱臭・除去し、静電気の発生、カビ菌の増殖も抑制。角質層から水分が蒸発するのを抑制する「水分子コーティング機能」は、イオンを取り囲む水分子が肌の表面に付着することで肌にツヤを与え、美肌効果を発揮するという。

Photo 車内の搭載イメージ

 モニターは車内で身体をぶつけても痛くないという周囲角「R3.5」を採用したほか、主要な車種でドライバーの視界を妨げない高さを実現。後部座席からでも快適に操作できる「新かんたんリモコン」を標準装備し、プラズマクラスターのオン/オフやDVDビデオ、地上デジタル放送などの操作はもちろん、リアビジョンのルームランプを点灯させることも可能になっている。なお、モニターを閉じた状態でもイオン発生機として利用できる。

 同社製の車種専用8型カーナビ「VIE-X088V」「VIE-X08V」と別売の接続キットを使用すれば、地図画面をリアビジョンに表示したり、専用リモコンでリアビジョンからカーナビを操作できる「リアビジョンリンク」機能に対応。

 上位機種のPCX-R3500では、室内灯としてのホワイト、ブルー、アンバー、グリーンなど7色に変更できるLEDライトを装備。自動車室内のインテリアコーディネートにも対応している。

 両種とも外形寸法は300(幅)×34(高さ)×250(奥行き)ミリで、モニターを90度下ろした場合の高さは170ミリ。モニター部の開閉角は175度だ。

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