ITmedia NEWS >

ソニー、スタイリッシュな薄型“ウォークマン”ドックコンポ2機種Bluetooth搭載機も

» 2012年05月14日 15時16分 公開
[ITmedia]

 ソニーは5月14日、“ウォークマン”用の薄型ドックコンポ2機種を発表した。ドック接続でウォークマン内の楽曲を再生できるのはもちろん、上位モデルにはBluetoothを搭載している。いずれも6月9日に発売予定で、上位モデルの「CMT-V70B」が3万5000円前後、「CMT-V50」は3万円前後になる見込みだ。

Bluetooth搭載の「CMT-V70B」は、ゴールドとダークシルバーの2色展開(左)、「CMT-V50」にはブラック、ライトシルバー、ピンクをラインアップ(右)

 CDドライブを縦に搭載し、奥行き137ミリという薄型設計を実現したウォークマンドックコンポ。CDから“ウォークマン”に簡単に録音できるのが特長で、「PCを使う煩雑な作業がいらない」(同社)。CDを挿入したら「CDワンタッチ録音」ボタン1つで約2.5倍速の録音がスタート。また内蔵FM/AMチューナーにより、ウォークマンにラジオ番組をMP3(128kbps)で録音することも可能だ(ウォークマン接続時のみ)。タイマー録音にも対応しているため、ラジオ外国語会話など語学学習にも適している。

前面にはパンチングメタルを採用してスタイリッシュに仕上げた。操作部は上面に集約。ドック部分も普段は収納できる

背面もねじ穴を見せないすっきりとしたデザインにした(左)。リモコンのファンクションボタンは、本体前面右上のステータスランプと同じ色で色分けされているため、そのときの動作モードがすぐに分かる

 CMT-V70Bなら、Bluetooth搭載により手元のウォークマンを操作しながら楽曲のワイヤレス再生が可能だ。対応するウォークマンのみならず、PCや「Sony Tablet」、「Xperia」などのスマートフォンからも音楽が楽しめる。また「Bluetoothスタンバイ」モードにしておくと、ドックコンポの電源が入っていなくてもウォークマン側の操作だけで電源をオン。「外で聞いてきたウォークマンの楽曲を、帰宅後すぐにドックコンポで楽しめる」(同社)という。

 磁性流体(Magnetic Fluid)サスペンション構造のフルレンジスピーカーを採用した点も特長の1つ。これは、スピーカーからダンパーをなくし、ボイスコイルの駆動する磁気ギャップ部分に磁性流体を使うことで、ボイスコイルから振動板への振動伝達ロスを低減、音のひずみを抑えつつ中高域の再生能力を向上させる。またパッシブラジエーターを搭載して低音も補強。ソニー独自のデジタルアンプ「S-Master」と合わせ、コンパクトなボディーながら小音量から大音量までクリアで臨場感のあるサウンドを実現したという。

 なおソニーでは、5月15日(火)から銀座・ソニーショールーム、ソニーストア大阪、ソニーストア名古屋で新製品の先行展示を開始する。そのほかの主な仕様は下表の通り。

 

型番 CMT-V70B CMT-V50
Bluetooth ○(A2DP/AVRCP) なし
CDドライブ
FM/AMチューナー
内蔵アンプ 20ワット+20ワット(S-Master)
スピーカー 65ミリフルレンジ、パッシブラジエーター
外形寸法 449(幅)×212(高さ)×137(奥行き)ミリ
重量 約2.8キログラム
本体カラー ゴールド、ダークシルバー ブラック、ライトシルバー、ピンク
発売日 6月9日
実売想定価格 3万5000円前後 3万円前後

→ソニーストアで「CMT-V70B」をチェックする
音もデザインも美しく。ワイヤレスでスマートに楽しむ。価格は3万4800円(税込/予定)
→ソニーストアで「CMT-V50」をチェックする
インテリアに映えるフォルム。空間にあふれる豊かなサウンド。価格は2万9800円(税込/予定)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.