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ソニー、S-Forceフロントサラウンド搭載のポータブルDVDプレーヤー

» 2012年05月24日 13時41分 公開
[ITmedia]

 ソニーは5月24日、独自のバーチャルサラウンド技術“S-Forceフロントサラウンド”により音を強化したポータブルDVDプレーヤー2機種を発表した。9V型液晶画面の「DVP-FX980」と7V型の「DVP-FX780」をラインアップ。カラーバリエーションを含め6モデルを6月22日に発売する。価格はオープンプライス。

7V型の「DVP-FX780」は5つのカラーで登場(左)。9V型の上位モデル「DVP-FX980」はブラックのみ(中、右)

型番 DVP-FX980 DVP-FX780
画面 9V型(800×480ピクセル) 7V型(480×234ピクセル)
本体サイズ 約236(幅)×約44(高さ)×約170(奥行き)ミリ 約200(幅)×約42.5(高さ)×約155(奥行き)ミリ
重量 約960グラム 約780グラム
カラーバリエーション ブラックのみ ホワイト、ブラック、ブルー、ゴールド、ピンク
実売想定価格 2万7000円前後 1万7000円前後
発売日 6月22日

 オーディオDSPによるサウンドモードは、「ダイナミックサラウンド」「ダイナミック」「クリアボイス」「スタンダード」の4つ。このうちダイナミックサラウンドは、ソニー独自のバーチャルサラウンド技術“S-Forceフロントサラウンド”で進化した。ポータブルDVD内蔵の小さなスピーカーでも広がりのある音を体験できる。

USBポートではデジカメ写真やMP3ファイルを再生できる

 一方の「ダイナミック」は、低音と高音を強調することで迫力ある音を指向したもので、ライブなどの音楽コンテンツに適している。また人の声を明瞭にする「クリアボイス」は、ささやくようなセリフの多い映画や、語学学習の聞き取りに便利だという。

 DVD再生では、市販DVDパッケージのほか、2層メディアを含むDVD±R/±RWの再生が可能。デジタル放送番組を記録したCPRMディスクにも対応している(AVCHD/AVCREC規格は再生不可)。画面解像度は、9V型が800×480ピクセル、7V型は480×234ピクセルで、映像信号処理の帯域を広げたことにより従来機よりもクッキリとした映像を楽しめるという。このほか、デジタルカメラで撮影した画像やMP3ファイルを再生できるUSB端子も備えた。

 両モデルともLEDバックライトの搭載や電源回路の効率化などにより、バッテリー使用時間を延ばした。DVP-FX980の場合で最長約5時間、DVP-FX780では約4時間の連続再生が可能だ。長時間のドライブに便利なカーバッテリーアダプター、海外でも使える100〜240ボルト対応のACアダプターも付属する。

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高精細9V型大画面と進化したサラウンドが、シアターの臨場感を再現。価格は2万6800円(税込/予定)
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