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パイオニア、DLNA1.5/AirPlay対応の「スマートモバイル オーディオ」取っ手は重要です

» 2012年07月05日 21時53分 公開
[ITmedia]
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 パイオニアは、スマートフォンやPC内の音楽ファイルを手軽に楽しめる「スマートモバイル オーディオ」2機種を7月下旬から順次発売する。価格はオープン。店頭では、バッテリーを搭載した防滴仕様の上位モデル「XW-SMA3-K」が3万5000円前後、「XW-SMA1-K」は2万5000円前後になる見込みだ。

「XW-SMA3-K」(左)と「XW-SMA1-K」(右)

 無線LANを内蔵し、DLNA1.5/AirPlayに対応したポータブルタイプのアクティブスピーカー。iPhoneやMac/PC内のiTunesライブラリ、NAS(DLNAサーバ)に保存した音楽コンテンツをネットワーク経由で再生できる。

 無線LANはIEEE 802.11b/gで、ボタンを押すだけで設定できるWPSをサポート。さらに無線アクセスポイントがない環境でも「Wireless Direct」機能により、スマホやPCと直接ワイヤレス接続が可能だ。

 スピーカー部は、ウーファー2つとツィーター1つの2Way3ユニット構成。パイオニアのフラグシップモデル「EXシリーズ」の音質チューニングを手がけるチーフスピーカーエンジニア、Andrew Jones氏が担当した。「指向性、位相特性を考慮し、スムーズなレスポンスと広い視聴エリアを実現した」としている。

 2モデルの違いは、上位機の「XW-SMA3-K」のみリチウムイオンバッテリーを内蔵し、IPX2相当の防滴性能を持っていること。このため、キッチンなどに持ち運んでも音楽を楽しめる。バッテリーによる連続駆動時間は約4時間。なお、XW-SMA3-Kの発売時期は8月下旬を予定している。

 本体は320(幅)×180(高さ)×145(奥行き)ミリのコンパクトサイズで、背面には持ち運びに便利な取っ手部を装備。操作ボタンはタッチセンサー式で、ほかにリモコンも付属する。背面には有線LAN端子、3.5ミリミニジャックの外部音声入力、iPhoneなどの再生や充電が可能なUSB端子も備えている。重量は、XW-SMA3-Kが2.5キログラム、XW-SMA1-Kは2.3キログラム。

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