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オペアンプ交換で好みの音に、ポーカロ・ラインからUSB DACキット半完成品

» 2012年07月27日 19時55分 公開
[ITmedia]
「UDA923KIT」

 ポーカロ・ラインは、オリジナルブランド「KEY Sound」の新製品として、USB DACキット「UDA923KIT」を発売した。同社オンラインショップのみで取り扱っており、販売価格は1万9800円。

 キットといっても基板自体は完成している“半完成品”。付属のTI/バーブラウン製オペアンプ「OPA2134」2個を装着するだけで音が出せるうえ、市販のオペアンプに交換して音の違いを楽しめるという。ポーカロ・ラインでは適合する市販オペアンプのリストをWebサイトなどで公開している。

 DACチップは同じくTIの「PCM2704」を採用し、サンプリングレートは32/44.1/48kHz。WindowsおよびMacの標準ドライバーで動作するほか、ASIOドライバーの使用も可能だ。インタフェースはUSB 1.1で、バスパワー駆動に対応している。


 基板サイズは47.5(幅)×95(奥行き)×16(高さ)ミリ。ケースは付属していないが、タカチ電機工業社の「MX2-6-10BB」や「MX2-6-10GS」が指定ケースになっている(付属RCAジャックへの付け替えが必要)。

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