東芝,携帯端末用MPEG4コーデックLSIを開発携帯電話向けのMPEG4コーデックLSIが商品化される。このLSIによって,携帯電話で相手の顔をリアルタイムに見ながら話をするテレビ電話機能が可能になる。
東芝は1月15日,シングルチップで画像の圧縮/伸張が可能なMPEG4ビデオコーデックLSI「TC35273XB」を商品化した。動画処理時に80ミリワット/60MHzという低消費電力,11ミリ角FBGAという小型のパッケージが特徴だ。 TC35273XBは,MPEG4の動画圧縮伸張機能に加え,AMR音声圧縮伸張またはオーディオ伸張機能,画像と音声の多重分離機能をシングルチップで実現している。次世代の携帯電話であるIMT-2000などに搭載することで,携帯テレビ電話やモバイル動画配信などを小型,低消費電力で実現することが可能だ。 携帯テレビ電話として使用する場合,QCIFフォーマット(176×144ピクセル)の画像を毎秒15フレームで圧縮/伸張でき,同時にAMR音声圧縮/伸張,H.223画像音声多重分離処理を実行できる。 TC35273XBは,2001年第2四半期にサンプルを出荷し,第4四半期から月産10万個規模で量産を行う予定。 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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