インターネットにつながるPHS,「パルディオ641S」発売moperaのアクセスポイントを利用して,PHSでも一般iモード用サイトが利用できる端末が発売される。位置情報サービスへの対応などの新機能も搭載された。
NTTドコモは1月30日,インターネットブラウジング可能なPHS,「パルディオ641S」を2月5日に発売すると発表した。 パルディオ641Sは,ドコモのPHSでは初めてブラウジング機能を搭載し,64Kbpsの速度でインターネットにアクセスできる。ブラウザボタンを持ち,ちょうどiモードのようにコンテンツを閲覧できる。通信料は1分当たり15円。 iモードの公式コンテンツに当たる「ブラウザメニューサイト」は,当初14サイトが用意され,順次追加していく予定。「DLJディレクト」や「AD乗換案内」,「CHINTAI物件サーチ」などiモードに準じたメニューが用意されている。2月5日のサービス開始当初は,情報料は無料となる。 iモードがドコモのゲートウェイサーバを経由してインターネット上のサイトにアクセスできるように,641Sではmoperaのアクセスポイントを経由してインターネットにアクセスすることが可能。iモード用に記述されたホームページは,一部を除いて閲覧できる。 また,1月22日に発表された,PHS位置情報サービスにも対応する(1月22日の記事参照)。 フリップ型とストレート型641Sは,ストレート型の「パルディオ641Ss」とフリップ型の「パルディオ641Sf」の2種類があり,形状以外の基本機能は同等。256色STNカラー液晶を搭載し,8行×8文字の表示が行える。 インターネット接続中に,一定時間(1〜5分の間で分単位で設定可能)操作を行わなかった場合,自動的に接続を切断する機能や,オフライン状態で履歴に残っているホームページを最大10件閲覧できる機能などを備える。iモード端末同様,ホームページやメールなどに含まれた電話番号やメールアドレス,URLから,電話をかけたりメールを作成したりできる「Phone to/Mail to/Web to」機能を持つ。 主な仕様は以下の通り。
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