iモードサイトをiアプリにする「Java Easy Master for iアプリ」ターボリナックスは,3月下旬よりLinuxベースのiアプリ自動生成ソフトを無償配布する。
ターボリナックスは2月16日,cHTMLで記述されたiモードサイトをiアプリに変換するソフト「Java Easy Master for iアプリ」の説明会を開催した。同ソフトは,富士通が「TurboLinux」ベースで開発したもの。ターボリナックスでは,3月下旬に無償版(初版)を配布する予定だ。 Java Easy Master for iアプリでは,HTMLファイル名,iアプリ名,メインクラス名,出力先,ならびに端末情報などを入力することで,自動的にiアプリを生成することができるほか,アニメーションやグラフなどの簡単なサンプルソースを収録している。 「HTMLしか書けない初中級者をターゲットに,iアプリの裾野を広げたい。iアプリというと,ゲームばかりが話題になっているが,Java Easy Master for iアプリでは,ビジネス用途でのiアプリの可能性を開拓したい」(ターボリナックス) ただし,初版では基本的にcHTMLをJavaで記述し直すだけで,高機能なiアプリが作成できるわけではない。また,生成したJavaソースのカスタマイズ(サンプルソースの埋め込みなど)やコンパイルなどは,通常のiアプリ開発環境で実行する必要がある。 ターボリナックスでは,夏頃にJava Easy Master for iアプリの第2版をリリースする予定。こちらでは1)データベースとの連携機能,2)サンプル増加および埋め込み支援機能,3)入力チェックならびに入力支援機能,などが追加されるという。また,2版以降については無償ではなく,Java開発ツールの一部として有償で提供される予定だ。 なお,ターボリナックスでは,Java Easy Master for iアプリで生成したiアプリは,「今後登場するものも含めて全ての503iシリーズで動作するはず」と説明している。 関連記事 [中村琢磨,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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