D503iのiアプリ性能は?──5機種まとめてテストD503iのiアプリ性能のベンチマーク結果が出た。スペックと同様にD503iはiアプリでも平均的。突出して強いところがない代わりに,特別悪い点もない。
3月に入り,3日に「N503i」,9日に「SO503i」,16日に「D503i」(北海道先行発売)と予定されていた503iシリーズが毎週のように発売された。これで,「F503i」「P503i」も含めて5機種が出そろったことになる。 予定されているなかで残っている機種は,松下通信工業製の「P503is」のみ。ただし,折りたたみ型を好むユーザーは多く,503iシリーズ3機種目となる折りたたみ型に期待している人も多い。 D503iのiアプリ保存件数は?D503iのiアプリ保存件数は5〜10件となっているが,多くの場合限界の10件まで保存できる。以下の10本がダウンロードして保存できることを確認している。
D503iの操作性は?D503iは,iアプリの操作性でいうと“特殊”な部類に入る。まず,十字キーが「イージーセレクター」と呼ばれるキーからなっているため,上下と左右を同じような感覚で操作することができない。SO503iほどではないが,違和感がある。 これまでの503iシリーズではソフトキー*1の数が2つだったが,D503iでは4つとなっている。一般的なiアプリでは2つしか利用していないが,D503i専用のiアプリでは3つから4つ利用しているものもある。
また,ほかの機種に比べて解像度が高い(3月19日の記事参照)ため,考慮されていないiアプリでは右と下に空白が空いてしまう場合もある。 ベンチマークD503iの発売に合わせて,スパイシーソフトは503iシリーズ5機種のベンチマーク結果を公開した。
グラフィックD503iのグラフィック描画性能は,P503i,F503iの初期2台と,N503i,SO503iの後期2台の中間といったところ。ただし,GIFの描画に関してはなかなかよい数字を出している。 総合的に見ると,SO503iが最速だ。 I/O処理スクラッチパッドとのデータのやり取りは,軒並み高速だ。 JavaVM(CPU)極端に速度の遅いP503iと,遅めのF503iが目立つが,N503iとD503iはほぼ同等の速度といったところだ。 ヒープメモリヒープメモリの値のみ,長いほうが優秀だ。D503iはヒープメモリは潤沢とはいえない。SO503iやF503iに比べると3分の1以下という結果だ。ここでも優秀なのは,SO503iである。 iアプリの快適度を明示するサイトも特にアクションゲームなどのiアプリでは,動作速度がゲーム自体の面白さにも影響してくる。「パックマン」などの名作iアプリゲームを提供しているナムコの「アプリキャロット」では,ダウンロードする前に“自分の機種で快適に遊べるかどうか?”を明示している。
○:対応 ◎:快適 関連記事 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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