「チャーボ」バッテリーが切れそう。しかし充電器は自宅だ……。
携帯電話の電池が切れたことはあるだろうか? 数百時間電池が持つといっても,“どうしても必要!”という時に限って電池が切れてしまうのが憎い。 最近の携帯電話には,“音楽再生機能”や“Javaが動作”などの機能がふんだんについており,「IceTowerを30面までクリアしたぞ!」と喜んでいたらバッテリ切れ……ということもしばしば。 都心ならば,ampmもあるが……このような悲しい電池切れという事態になっても,東京都内ならば案外何とかなったりする。都心を中心に展開しているコンビニエンスストア「ampm」では,携帯電話の販売開始を機に,各社の携帯電話を無料で充電できるサービスを開始している。 近くのampmが見つからない場合,「ドコモショップ」や「auショップ」などに駆け込んでみるのも手だ。もちろん,忙しくなければ……ということではあるが,親切に充電をさせてくれるショップもあるようだ。 どちらにせよ,携帯電話が仕事の,そしてコミュニケーションの重要なツールであることは間違いない。せいぜい100グラム程度だから,電池の切れたノートPCほど邪魔ではないが,役に立たないのは同じ。ガソリンスタンド並みに……とまではいわないが,社会的インフラとして充電設備を整えてもいいのではないか? そんな時,東京ゲームショウ2001のカプコンブースで発見したのがこの「チャーボ」だ。4本の携帯電話を同時に充電できる。対応機種シェア率は8割以上であり,2時間でフル充電することも可能だ。 もちろん,チャーボは個人で買うものではない。カプコンでは,レストランや喫茶店,シティホテルからカラオケボックス,理髪店やオフィスに設置することを想定している。 「カラオケに入っている間に携帯電話を充電」「ご飯を食べている間に充電」考えただけでも便利そうだ。筆者なら,似たようなホテルであれば,携帯電話充電サービスを行っているホテルを選ぶ。 カプコンでは,充電中に携帯電話が盗まれないよう,セキュリティボックスなどのオプションも用意している。現在は旅館やホテルなどがターゲットだが,今年はさらに展開を広げ,「2002年度末で10万台を目標にしている」とカプコンのチャーボ推進営業部の吉田大輔氏は語る。専用にカスタマイズされた製品をampmにも納入するという。 このチャーボ,価格は4万9800円。喫茶店やカラオケボックスの経営者には一考の価値ある製品だ。 [九条誠二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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