Weekly Mobile Top10携帯電話のペインティングは違法ですか?
携帯電話としての性能以外にも,液晶に付く傷やそのデザインについて何かと話題の多い「SO503i」。先週のランキングでもSO503iについての記事が数多くランクインした。 ケータイのデザインはどこへ向かう?──S0503iのデザイン,あなたはどう思いますか?の内容について,「携帯電話は認可の必要な無線機器であり,改造してはならないものであるハズです。本来ならば修理を受け付けてもらえなくても文句の言えない行為であり,改造していることを指摘するのは当然のことではないでしょうか?」というメールを,読者の方から頂きました。 法律としては,いわゆる電波送出に関わる違法改造のケースがあります。これはTELECやJATEに届け出た回路構成と何らかの部品が変わってしまっているケース,すなわち市販のアンテナに交換した,アラーム音がうるさいので配線を切った,などが該当します。 今回の記事についてですが,携帯電話の本体外部にペインティングすること(油性塗料・マジックなどで絵や文字を書く,プリクラやシールを貼るなど)を想定して執筆しております。これらの行為は本体に手は加えているもの,電話本来の機能には影響のない範囲と考えられるもので,「改造」にはあたらないと考えております。 「改造してはならない」ことはご指摘どおりです。しかし本文で伝えているのは外カバーへのペインティングのことであり,極端にいえば,電話機本体に自分の名前を油性マジックで書くことと同じ行為です。自分の買ったものに自分の名前を書いて,これを改造行為=違法であるとするのは無理があるのではないでしょうか。 逆にいえば,プリクラシールを貼ったり,色を塗るような行為と違い,“光るアンテナ”などに取り替えることは明らかな違法行為になります。 別に取り締まりにあったり,他人に直接迷惑をかけているわけではないですが,携帯電話のカスタマイズを行うときは注意しましょう。 [いちばゆみ&斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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