J-フォン,Javaサービスを6月開始──対応端末第1弾は「J-SH07」J-フォンがJavaサービスの6月開始を正式発表した。最初の対応端末となる「J-SH07」は,Java+3Dポリゴン+カメラ+TFT液晶という豪華端末だ。
J-フォングループは4月18日,インターネット接続サービス「J-sky」に新たにJavaサービスを追加し,6月中に提供することを発表した。またJ-フォン東日本では,対応携帯電話の第1弾として,シャープ製端末の「J-SH07」を同時期に発売予定だ。 J-フォングループのJavaサービスでは,CLDC+MIDPというコアAPIとプロファイルを採用し,JavaVMにはアプリックス製のJBlendを搭載している。 「グローバルスタンダードとしてあらゆる開発者が自由にJavaアプリケーションの開発を行える」(J-フォン)というが,サービス開始当初はソフトのダウンロードをJ-フォンダウンロードサーバのみに限定する。2001年中にはJavaの仕様も含めて完全にオープンにする予定だ。 また,独自機能として「J-PHONE Specific Class Libraries」(JSCL)が追加されており,3Dポリゴン描画やスプライト機能,ハードウェアの制御なども可能になっている(詳細は,3月22日の記事参照)。 J-フォン東海が発表したJava対応コンテンツには,ゲームを中心として,待ち受けサービスやカラオケなどの15社,27タイトルが予定されている。東芝の「ekitan Navi for J-駅探」,三井物産が提供する「テライユキJava(仮称)」やヤマハの「Jサウンドプレーヤー(仮称)」など,NTTドコモのiアプリと類似名称のものから,J-フォン特有のハードウェアを生かしたコンテンツまでそろっている。
J-SH07は,Java+3D+カメラ+TFT液晶シャープ製となるJ-SH07は,折りたたみ型の携帯電話だ。J-フォン初のJava対応機であり,3Dポリゴン描画にも対応する(3月15日の記事参照)。 液晶には,6万5536色表示の「半透過型ハイカラーTFT液晶」を採用し,11万画素カラーCMOSイメージセンサーを使った「モバイルカメラ」も搭載する。シャープオリジナルソフトの「E-アニメータ」もバージョンアップし,従来の「壁紙アニメーション」のほか,無操作時間が過ぎると設定したキャラクターなどが画面に表示される「スクリーンアニメ」機能も備えている。 主な仕様は以下の通り。価格は未定。
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