“GPSケータイ”販売開始,価格は1万3000円前後KDDIの次世代サービス対応端末が発売された。まず都内の量販店店頭で見かけたのは日立製の「C3001H」だ。
12月1日,“GPSケータイ”こと,KDDIの次世代サービスに対応した端末が販売開始された。初日,都内の店頭で見かけたのは日立製の「cdmaOne C3001H」。 GPSを利用した位置情報サービス「eznavigation」に対応しているほか(10月4日の記事参照),サーバとの通信に対応した新ezplus(10月2日の記事参照),WAP2.0に対応したネットアクセスなど,ほとんどのサービスが向上している。従来から日立製端末に搭載されていた「ATOK Pocket」がグレードアップし,推測変換を備えた「ATOK for au」が搭載されていることも見逃せない(11月12日の記事参照)。 また発表済みの次世代サービス対応端末の中で唯一「ココセコムEZ」に対応。外出時に体の不調を感じたときなどに救急信号をセコムに送信できる(11月29日の記事参照)。 C3001Hは,スカーレット(赤),シルバー,ブラックの3色がラインアップされているが,店頭に並べてあったのはスカーレットとシルバーのみ。「ブラックの入荷は少々遅れる」(都内量販店)。KDDIは「全色を出荷中」としており,地域によって出荷時期に差が出ているようだ。
気になる価格は,新規契約時で1万2800円。NTTドコモの新機種「D211i」が2万円を超える価格設定なのに比べると,お買い得感が強い。
次世代サービス対応機の発売スケジュールは?KDDIは12月から端末の型番を一新して,次世代サービスに突入する。従来機種は機能はそのままで「C1000」番台の型番に,“GPSケータイ”は「C3000」番台,“ムービーケータイ”は「C5000」番台となる(11月12日の記事参照)。 12月1日,まずは「C3001HとC5001Tが全国で順次発売」(KDDI)された。続いて京セラ製の「C3002K」が,少々遅れて地磁気センサーを搭載し向いている方向が分かる松下製の「C3003P」が登場する。 12月中旬には,折りたたみ型の海外ローミング対応端末「C1001SA」が,続けて下旬にはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「C1002S」が発売される予定だ(11月8日の記事参照)。 12月のカタログには,まだ「C3003P」と「C1002S」は掲載されていない。
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